老父のつぶやき

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2026年01月25日
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カテゴリ: 視・紙・誌面から
古い話になるが、大学に入学して初めて買った岩波新書だ。ころは70年安保の真っ只中。地方の小さな大学だったので大きな暴力沙汰はなかったが、それでもバリケード封鎖とか内ゲバまがいのものは目撃した。たまたま入った書店で見つけ、あまり感激した訳でもなくて買ったのだが、子供たちに平和主義を説かれたことが文面から感じられた。

今でも記憶に残る一節がある。
米軍(進駐軍か)の海兵隊の子供は「あいつら生意気だからやっつけるんだ」金沢氏の見た日本のこどもは「誰とでも仲良くしよう」と遊んでいたと言う。

改めて調べてみると、金沢氏がこの本を書いたのは1967年となっている。勤務評定や学力テストの問題と向き合ったと言うことだ。私が入学した頃も勤務評定の問題は教育学部の学生の間でよく話題になっていた。
1928年に教師になったと言うことだAから、ちょうど「あんぱん」の朝田のぶさんと同時代を生き、戦後にかけて葛藤の時代を送られたようである。

赴任先は東京だったから実際にアメリカの子供にも直接接した結果ではないかと思う。この「生意気」と感じるのはトランプ大統領も同じのようで、平気でベネズエラをやっつけに行くようだ。生意気だと感じるのは勝手だが、やっつけられるほうはたまらない。ウクライナにしろ、ベネズエラにしろ大国にかしずくことを要求されるのは横暴、身勝手としか言いようがない。

これが帝国主義を超越したはずの共産主義国もやる訳だから、始末が悪い。帝国主義の衝突である。他国の文化や個性を踏みつぶすようなやり方は容認できない。ところが日本にもそういう勢力があり、選挙ではかなりの人気を集める。

今回の衆院解散は首相の支持率の高さを背景に「高市の、高市による、高市のための選挙」と朝日新聞が揶揄するのには同意したが、多様性を認めて行くのは熱力学的には基本的な方向だ。エントロピーは増大する。もちろん無秩序では困るが、そこを否定して行く首相のやり方は逆行していると感じる。





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最終更新日  2026年01月25日 23時34分00秒
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