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君に

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2012.08.23
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カテゴリ: その他
何時しか一人ぶらぶらと夜な夜な酒を呑みに六軒程のバーで
その日の気分に任せて代わる代わる飲み歩いてた。

少し前までは絵売りで知り合う誰かに知人、友人、仲良くなった女性と
呑みに行く事が多く、一人で呑みに行く事などは数年に一度あるくらいなのに、
多い時などは週に四度程行ってる状態で、夜の十時から朝方の五時、六時まで
呑んでる事もざらではなかった。

その理由の一つに長年付き合いがあった友達が自宅近所のバーに足を運び、
仕事にバーとそうした日々を過ごし、
それ以外に他の印象がつかない彼の生活が根の所で気になってたのが本音の一部にある。


尚更そうした日々での心境と言うもんがどういうものかが気になってた。

そこが居場所とその依存度は高く、
よくその店の誰々の事を話してたり、不満、愚痴、悪口も多く、
一度、俺の人としての程度の低さを理解してだか、
不快な奴が居るからその店を掻き乱して欲しいと足を運んでくれと言われ、

俺は、
自分の居場所と言うのは必要で、
そこに居心地良さの感じてるのだから、
気兼ねなく足を運べるそうしたもんは大切にしなきゃならないと断ったのを覚えてる。

色々と人間関係が発生し、
そこでのいざこざやらなんやらとあり、

自分の位置は定位置のままひょうひょうとそれを守ったまま、
俺を利用してうっぷん晴らししようとしたんだなと
直ぐに理解してたのもあってやんわり拒否したんだよな。

正直な所、
俺は十数年路上での絵売りを続け、

そこから連なる人間関係だけを代わる代わると衝動的、刹那的に続け、
そうしたもんに依存してた。

絵在りけりにアートな男として、
関わる大概の人は好意的な限りで彼とは違う形ながらの、
彼の生活に照らし合わせた場合、
絵を仕事、路上をバーとした、
人からしたらそれしかイメージが着かない毎日を過ごしてたもんで、

彼がそうした日々を送ってた事もさながら、
自身事と、
どうしてだか、
絵売り、絵事以外で繰り出すその人間関係と言うものが
気になり、それを体感したいように思った。

違った人柄になるのなら、
また違ったタイプの人達と関わる事が
俺の望む世界の足がかりになるんじゃねぇのかなぁと薄々そう思ってたんだろう。

絵売りから始まる人間関係は
まず自分への肯定から始まり、
俺への印象は悪くない所からでの関わりであり、
そうした環境から幾人もの人と深く関わったもので、
そのパターン、法則、関わり方、状況はさほど変わるもんではなく、
ただ人が毎度と毎度と気分によって入れ替わるだけな感じで、
そうした事がある何かを抜け出せない、
暖かみある世界へと行き着かないその理由な気がして、
だから、俺は一人ぶらぶら飲み歩くようになってた。

何かを見つけれるのか。

何かを感じる事は出来るのか。

それに意味はあるのか。

毎度、毎度の事と、

まずはそうしてみなきゃ何もわかんねぇもんなぁと、
そうした日々へと俺は繰り出してた。

酒とそうした想いの組み合わせは
果たしていいもんなのか拭いきれない疑いを秘めつつも
俺はそうした。





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最終更新日  2012.08.23 16:42:54
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