流れ星と羊飼い

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君に

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2015.07.18
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カテゴリ: その他
生きてきたこれまでの大半を損ない
いじけやさぐれ世の全てに逆恨みし
ただただ復讐の機会だけを伺い
何もかもを呪う事だけに日々を費やし

人と話す事も
まともに見る事も叶いやせず
もう人と呼べる物から懸け離れ
いっそうの事何事かが止めをさしてはくれまいかと
酒に飲まれては

破滅へと向かう己に酔いしれながらも

それでもそんな己を哀れまずにはおれやしなかった。

心の底から晴々と清々しい思いに
生きてきたこれまでを喜ぶとしたものを知る事無く
それが何かも解りもせず
そんなもんを敬い憧れながらも
それを憎んでみせては嫉妬し妬み
どうせそれらが手に入らぬと言うならば
救いようのない程に
取り返しつかぬ程にギタギタに引き裂きさき
何もかもをただ終わらせたかった。


このまま夜明けと共に
死へと向かうのもそうも悪くもねぇよなと思いながらも

誰も居ない

何も映らない

何一つ聞こえやしない


待ち受けてるものは
自身のまだ見ぬ
最早桃源郷にすら思える
何も酷いことが起こりやしない
ただの普通の世界があるのだとしたら
産んだのが間違いだったと呪われた命ながらも
希望を抱き生きれるのにと
ただ黒でしかない夜の空を見上げ
星一つありもしないその暗闇に空しさと恐怖を覚えてた。

何時しか
ふいに思うようになってた。

どうせ時期に終わり行く
終わらせる命なのだと言うならば

恥も外聞も捨て去り
見苦しい程に
形振り構わずに足掻いてもせるのもいいかもしれねぇよなぁと。

今までの自分にはなかった
これまではには決して関心抱かぬそんな場所を歩いた。

充分そこには人が喉から手が伸びる程に
羨むべきものがごろごろと転がり落ちてて
そいつを気まぐれ気ままに拾い上げては
何を手にしようとも
何を果たそうとも
気が済む程に満たされる事はありはしなかった。

それよりも
まだまだ自身にこびりついた拭えぬ呪いの黒さの方が色濃く

見上げてみせる空はまだまだ微塵も青くは映りやしなかった。

そしてそんな自分を嫌悪し憎んだ。


ある時にある少女に惹かれた。

彼女を見かければ何時でも目で追いかけずにはいれやしなかった。

数年事に何度かと言葉交わす間柄と
それでもその瞬く間の出来事が宝石のような煌きに感じれて
とても大切なものに思えそこには確かに自身の喜びがあった。

だからこそか
産まれてこの方
壊す事だけに長けた己の命に触れるには
それはどうにもおこがましくも思え
距離が縮まる事にひたすらと逃げた。


人を踏みにじり、
人を翻弄し、
人を傷つけ、
人を甚振り、
人を敵視し、
人を呪い憎んだ、、、

あまりに歩んできた己の道のりの如何わしさに醜さ
そしてその疚しさからか、
彼女だけにはそれを知られたくはなく

随分と人から忌み嫌われ憎まれ
そこに居心地の良さをも感じてもいた自分だけれども
それでも彼女だけには嫌われたくはなかった。


そして俺はそれに相反して
嫌われる道を辿る事になった。

同じ空を見れたらどれ程にそれは喜ばしい事だろうかと
その胸を告げ

だがしかしそれは叶いやしなかったけれども

それでも如何様にその想いが強かろうとも

きっとまだまだ己の見る空はあの時に恐怖した
闇夜の黒さから逃れ切れてはいやしなく
だからか
何時しか、
己のその黒さから彼女をてめぇの如何わしさで
塗りつぶす事無く清らかな関係性での特別な存在のままで済み
そこに損なわれた寂しさを引きずりながらも
一握りの安堵も共に抱いていた。

もしも己の呪いのはけ口に彼女を染める事があったのならば
とてもじゃないけれども自分を許す事など出来やしなく
その後に見上げる空の絶望的な黒さがどれほどに怖い事か。

如何に
強く望み
強く求め
強く必要としても
それに値しない己の命の理由が憎らしかった。

所構わず選り好みせず
誰彼多くの人にこれまで以上に関わり触れてた。

何を望んでか
何を求めての事か
その理由は充分理解はしてはいたけれども
その理由の根底から何事かとずれ始め

私利私欲てめぇの目的に到達する為にとしてたものが

そうしたものが何時しか己に取って
願い望むものへと昇華されてた。

その間柄
以前
嫌われた子と再会した。

酒にとことん呑まれ
これ以上無くみっともない姿で
床にへたり込んでて
朦朧としてる俺の近くを何度と行き交う彼女の姿を
俺はもう遠くも思えるその昔と同じくぼやけた視界ながらも
目で追いかけながらそんな自分を懐かしくも思え
そしてただ握手交わしてた。

彼女の姿はひたすらと辛そうで今にも消え入りそうで
その儚さが心苦しく

一つの印象、、、

一つの心を俺にもたらしてた。

きっと
この時に俺は
心あるものに本当で本物の

清々しい程までの青々とした空の如く

爽やかな心持ちの上での

笑顔と言うものを強く望み探し求め始めたんだろう。

奥底ではもとより抱いた想いであったのかもしれないが
それでもより一層
本物で本当の事と言うものに、、

その上での笑顔と言うものを強く望むようになってた。

そして気がつけば
もう誰も居なくなってた。

ただ
しようと思ってた事は
皆が喜んで楽しそうにしてて
はしゃいだり浮かれたり
そうした上で笑顔零してたり、
そんな姿を目にしては
それを微笑ましくも喜ばしく感じるそんな状況を
ただ願っただけであり、

そうもてめぇ事と強欲な事を
高望みしたつもりもなかったのだけれども

その為の手段があまりに
その望みとは反して人を痛めつけ傷つけるものばかりであり、

本物で本当であるには己の命にはそれしかなく、

それ以外やりようはなく

そこに心残りに息苦しさに寂しさみたいなもんもあるにはあるが
まるで憑き物が落ちたかのようにすっきりした晴々とした
穏やかな心も持ち合わせてる自分が居た。

十代の半ばから後半にかけ
一日中ただそこいらのベンチに座ってて蟻を眺めたり
鳩見てたり、
シンナー吸っては網膜焦がす程に太陽ずっと眺めてたり
登下校の学生のカップルが不快で
蹴り飛ばしに行ってたり、
夜な夜な深い闇夜の公園で酒に溺れながらも
四、五人の不良に喧嘩ふっかけたり
酒の勢いに女の人に如何わしかったり、
心晴れる事なんて微塵もなくて、

ただ何もかもをぶち壊したくて堪らなく、
目に映るもの全てぶち壊したく、
生意気な口を利く女子高生に
この世のものとも思えぬ卑猥混じる悪態で扱き下ろしけなしたり、
どす黒い呪いと言う呪いをぶちまけ続け

けれども
何かがひたすらと息苦しく、
けれどもそんな自分が憎らしくて堪らなく
普通の人間と呼べるそんなものになりたくて、


人が人と呼べるであろうそんな普通の人の心が欲しく、、、

悲しんでる人が居たら
そっと手を差し伸べれたり、

傷ついてる人が居たら
優しい言葉をかけれたり、

困ってる人が居たら
思いやりある行い齎せたれたり、

そんな自身が想い描く
普通の人としてのものを自身の命に欲しくて堪らなく、、、

どうしても黒く映るその空の深い闇夜は
その世界がもとより黒いのではなく
己の邪悪さから映され暴かれるそのどす黒さであり、

幾らそれを清々しいものとして
見上げようとも
己の命の正体が呪いに包まれた救いようもない悪であるならば
それが幾ら他者が晴々とした青々しいとして捉えてくれても
それは限りなく如何わしい嘘の青さでしかなく、、、

それがまた
その人の思いやりにも満ちた弁解の白々しい優しさが心痛く、、、


何も気が晴れやしなかった、、、、

、、、、、

、、、、、


そして、
随分とあの時から時間がかかってはしまったけれども

今は心に晴々とした清々しさを抱き日々を生きてて

人の心にほんのささやかながらも笑顔零せれるそんな事が出来やしないかと
そこに素直に気持ちあり、
色んな事に好奇心沸き、

過去以前に見た喜びに素直に触れれたり

色んな事に希望を抱けたりもして

ちっさななんてない願いを心に晴々抱いてて

それが自身の中で居心地良く気持ち良くも感じてて

どうせ終いにするならばと駄目もとでと、、、

否、、

それでもこれではあんまりだと
違ったもんが見たかったのかもな、、、


で、

何かを変えようとそれまで生きた月日以上の時間を費やし

思い立ったあの時から今にかけての
全ての出来事に全ての人の出会いに本当で本物のありがとうの想いに満ちてる。





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最終更新日  2015.07.19 00:35:14
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