松尾大生の独り言

松尾大生の独り言

2014.09.06
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中国もアメリカ合衆国も朝鮮もロシアも、日本という敵国ゆえになりたっているアイデンティティを感じる。

特に中国は悪い日本人を追い出した、という偽の実績で中国共産党が自国民を支配しようとしている。実際は日本軍といい勝負をしたのは蒋介石軍だったわけだし、南京事件の捏造は南京の南京大虐殺記念館の中国人の館長すら、「政治的捏造」と認めるほどである。

この、

「他者を否定しないと成り立たないアイデンティティ」

という病気がいま、国内外で狂犬病のように流行っている。

人間って、魂から隔絶した生き方をしていると、どうしても相対的な関係からしか自己確認できないから、どうしても、自分より劣ったものを差別したり、強いものに被害者意識で優位に立とうとするしか、自己が成り立たないんだ。

それは個人の問題でもあり、国際社会の問題でもある。

韓国人の国民としてのアイデンティティは、

「日本人に苛められた被害者としての栄光」



ある意味、世の中は被害者ほど強いポジションはないわけだから、正攻法で日本を抜けせなかったから、一番タチの悪い被害者としての栄光のポジションで優位に立ちたい心理なんだろう。

中国人と韓国人を一緒にしたくはないが、そういった被害者としてのマーケティング、アイデンティティづくりをしてそれを進化させようとするうちは、そりゃ魂の発露じゃないからこれ以上発展するわけがない。

被害者としての売り方の仕組みづくり=被害者マーケティングは、使用する人間の首を一番しめる禁じ手だと思う。

ロシアはロシアで、原点はロシア革命にあるが、

「日本にまけたニコライ皇帝は転覆されて当たり前だった」

という認識はロシア人全般に根強くあるような気がする。

ひいてはいまのラスプーチンの政権の元の元の存在資格も、日本に負けた皇帝を転覆させた政権からの委譲、という正当性の論理が一部にはあると思う。

国家権力には、論理的な正当性が必要なのだ。

そうしていまの日本政府の正当性の根拠とは、大ざっぱに言えば二発の原子爆弾ではないだろうか?

二発の原子爆弾が落とされて、終戦、公職追放、空いた席をアメリカにおもねるのが上手な下郎人足のような奴らが取った正当性



じゃあアメリカ合衆国という国のアイデンティティはどうか、というと、調べたところ、アメリカ合衆国という新しい移民の国が初めて一丸となって国家らしきアイデンティティを自覚できたのは真珠湾攻撃からであるらしい。



しかし実際はどうであったのか。

戦後の占領軍のウォーギルトインフォメーションプログラム等の洗脳、日本人骨ねき計画から主にネットの力で近年目覚めた若者たちの共通の認識では、あれは日露戦争後のオレンジ計画からはじまってハルノートに帰結する最後の八カ年計画でルーズベルトにより日本人が真珠湾に招き寄せられてしまった、はめられた、というのが、どうやら真実であったと、いまのネットのインテリ層はみんなわかってきている。

しかし、アメリカ合衆国もまた、

「真珠湾を忘れるな」

という変なスローガンがアイデンティティにからめこまれているから中国や朝鮮と同じように、絶対に真珠湾の真実を国体の中枢は認められないはずだ。



話は変わるが数年Skypeで社労士としての産業カウンセリングの一環としての心理カウンセリングをやった感想。

別にSkypeの例を出すまでもなく、むかしから、

「大道すたれて仁義あり」

の言葉通り、魂の発露を失った奴らというものは、主体性なり寄りどころがないから、礼儀作法だのマナーだのに異常にこだわることでしか自信の序列を確認できないという構造を痛感してきた。

これも例にだして悪いが、最近、フェイブックでシェアされているから必然的に読んでしまったんだが、あの自称キチガイ医者さんの文章の特長でもある。

キチガイ医者さんは、情報力のない大衆を一括して愚民だとか、あげくの果てにグーミンというムーミンとかけたような下劣な呼称で貶めているが、それがどうもあの若者の場合、

「啓蒙」

に動機があるとは思えないのだ。

彼もまたベビーフェイスのムーミンみたいな体型の青年だが、受験戦争のエリートなのか、どうも、他人をバカにしないと成り立たないアイデンティティを感じる。Skypeのカウンセリングでキチガイ医者くんのファンで自分はダメな愚民だと真剣に悩んで鬱になっている方と話した



キチガイ医者くんを例に出して悪かったが、これはいまの国際政治の構造でもあり、ミクロでは個人の問題、……とくにわが国の場合受験エリートの問題でもあるからだ。

偏差値で徹底的に選別されるし、そこには魂も主体性もないから、いまのエリートは、

「自分よりバカを当て馬にしないと自分が賢いと認識できない」

のだ。もちろん、全部でなく傾向性を述べているんだが、最近みかける代表例がくだんのグーミン大好きムーミンくんだったわけである。

船瀬先生の場合は、似たタイプだが、絶対に執拗に他人や大衆をバカにしたりはしない。

船瀬先生は、時々のぞかせる笑顔がホントに可愛らしく、

「この人は魂とつながっているな」

と思わせてくれるんだが、ムーミンの場合は目が素で笑っていないし、ただ機械的に発言しているようにしか見えない。

言っていることも、誰かが述べたことを繰り返しているだけか当たり前のことしか言わない。

結局、多くの受験エリートは基本的に思考力を奪われているから、創意ある発言ができないのだ。

ムーミンの言っていることは一応、正しいだけに、損だとも思うし、こういった、

「誰かを否定しないと成り立たないアイデンティティ」

それこそが、ムーミンがグーミンと繰り返している大衆の愚の構成要素であるから、当のムーミンがグーミンを啓蒙などできるはずがない。

ムーミンにできるのは、情報の伝達だけだ。だから彼の専門外の文章は本当に文章になっていないし、文体すらない。

個人に適用される方程式が国際政治にもあてはまるという、このホログラム理論的考え方をどうお考えになるであろうか。

これは国際紛争の心理的な構成要素でもあれば、名もないメンヘラさんの構造でもある。

啓蒙活動している方ですらムーミンのように傷ついた患者さんを作り出している。

ムーミンからの感情伝染で鬱になった方を励ますのに自分は苦労してみて、そういった構造について少しわかった。

ところが国際政治の中で日本人とはどういう人々かというと、他国をバカにしたり当て馬にしなくても日本人でいられる人々なのである。

そう考えるときに日本人として生まれていきて本当に良かったと感じている。





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Last updated  2014.09.06 21:49:24


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