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2019.11.20
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テーマ: 最近観た映画。
カテゴリ: 読書と映画
「A.I.」を観ました。



人間は出産に制限がかけられ、ロボットが仕事や管理を担う近未来。不治の病による凍結保存状態の息子をもつヘンリーとモニカのもとに、心を持つ少年型ロボットデイビッドがやってくる。プログラムの起動によりデイビッドはモニカを愛するようになり、モニカもデイビッドを愛するようになった。しかし、奇跡的に息子マーティンの病気が治り戻ってくると、モニカはデイビッドへの愛情を見せなくなる。そしてある日、マーティンの命に係わる事故をきっかけにデイビッドは森に捨てられてしまう。
デイビッドは「人間になればモニカに愛してもらえる」と考え、おもちゃのテディと森で出会ったジゴローとともにあるブルー・フェアリーを探すための旅に出る。ジャンクフェアのトラブルや、ルージュシティを経てホビー教授と出会った後、海に沈んだ遊園地の一角で遂にブルー・フェアリーを発見する。デイビッドは祈り続けたまま意識を失いそのまま年月は流れた。
2000年後の世界は氷に覆われ、人類は絶滅し、さらに進化したロボットが過ごしていた。目を覚ましたデイビッドがロボットに願いを打ち明けるとモニカを蘇らせることとなった。モニカは1日しか生きられなかったが、その1日をデイビッドは幸せに過ごし、モニカが眠りにつくとともにデイビッドも永遠の眠りについた。


スタンリーキューブリックの企画を彼の没後にスピルバーグが仕上げた作品。原作はブライアンオールディンの「スーパートイ」。
近未来からさらに未来へと馳せる時間軸、実在しないロボットや風景の描写、散りばめられた様々なアイデアは僕の想像力を振り切ってかき立てられました。さらに映像特典ではスピルバーグを始め、様々なアーティストたちの強いこだわりや、それを実現させるための技術、キューブリックへの畏敬の念が感じられ、本編だけではなく作品全体として次世代に引き継がれるものと感じました。
現代ではロボットは人間の世話や仕事の代替手段として発展しています。本編序盤では子供が欲しいという願いを叶えるための手段として最新型ロボットのデイビッドが開発され、さらに2000年後の未来ではデイビッドの「幸せを叶えること」を目的にロボットが存在し、人間の残した功績を称えています。
モニカはデイビッドを森に捨てますが、その行為はモニカにとって非常に辛いものだったようです。そのシーンには人間らしい罪の意識の描写が感じられるため、私はどうしてもモニカを責めることができません。モニカとヘンリーとマーティンはその後どのように過ごしたのでしょう。その説明はないままに2000年先まで時間は進んでしまいます。結果的にデイビッドの願いは叶い、幸せを手にしたように見えますが決して両手を挙げたハッピーエンドと感じ取ることはできません。
「人は人の作り出したものに責任を持たなければならない」というスピルバーグのメッセージはそんな風に僕の心に刻み込まれたのだと思います。







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最終更新日  2019.11.20 10:32:50
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