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酒が入ると 「人が変わる」人は良く見かける。
父がそうだった。
サラリーマンの父は いつも帰りは遅いが たまに早く帰って来ると 必ずお銚子2本の晩
酌をする。
当時日本酒は 「特級」「一級」「二級」とランクが付けられていた。
父はもちろん「二級酒」。
普段は口数も少なく 紳士然としているが 1本目が終わりかけた頃から 饒舌になる。
暴力など振るわないが 明るくからんでくる。
そうなる前に 子供たちはそそくさと 自分の部屋に逃げ込む。
母も 2本が5本にならぬうちに台所に姿を隠す。
私も今 酒を飲んでいるが・・・・・・・あれっ?みんなどこ行っちゃったの?
誰もいなくなっちゃった!逃げられたか。・・・・残念!