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2008.06.12
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カテゴリ: 文学

今度の文庫は12日で読み終わりました。

もちろん伊坂で、買ったのは1年近い前です。

「グラスホッパー」は鯨と蝉と鈴木の3人のドラマが1つになるという伊坂お得意の手法で進みます。

押し屋、自殺屋という特殊なキャラを作り出し、1番強い奴は誰だ的に物語は進んでいくわけです。

ちなみに槿(むくげ)をあさがおと読ませます。

文章やストーリーの巧みさに加え、登場人物にも凝りまくります。

すごい才能を持った人です。

どっちかというと悪い奴らを書くことが得意な作家です。

本当の救いようのない悪ではなく、ちょっと同情するような悪です。

普通何作か作れば駄作もあり賛否両論もありそうですが、いつまでたっても上っている感じがします。

スピルバーグやルーカスが映画に求めた活劇のすばらしさを、伊坂は小説に盛り込んでいます。

次々に手に取るのが楽しみな作家です。

昔、五木寛之に出会ったとき20冊以上読み続けました。

それ以上な器を感じます。






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最終更新日  2008.06.13 09:31:28 コメント(2) | コメントを書く
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