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母は、揚げ物や甘いものを買ってくることが多く「好きなものを食べる楽しみ」と考えているようだ。
私は その一言が簡単には聞き流せなかった。
私は23歳で癌になった。
若くても病気になることは、身をもって知っている。健康は当たり前ではないこと、病気になった後の苦しさや不安、周りの人への影響も経験した。
だから、母が「好きなものを食べて死ねればいい」を聞くと、ただ食べ物の好みの話ではなく、“命や健康を軽く考えている”ように感じてしまい、腹が立つ。
好きなものを全部我慢しろと言っているわけではない。
ただ、病気になった時に一番苦しむのは本人であり、さらに家族にも心配や負担がかかることを知っているから。
病気は、お金も時間も奪う要因の一つ。治療や介護が必要になれば、本人だけの問題ではなくなる。
私は若い頃、何度も腹痛に悩まされることがあったが、その時に「何が原因なのか」「食べているものが関係しているのではないか」と深く考えることはなかった。
母も「スーパーで売られているものだから大丈夫」と思っているのだと思う。
もちろん、それだけが私の癌の原因だったとは言えない。癌は一つの原因で起こるものではないから。
でも 知らないこと、気にしないことの積み重ねが、身体に与える影響は大きいと思っている。
無知ほど怖いものはない。
だから私は、母に口うるさく言ってしまうのかもしれない。
本当は怒りたいのではなく、元気でいてほしいだけなのだと思う。
「好きなものを食べて死ねればいい」と言う前に、残された時間を少しでも健康に過ごすことの大切さを分かってほしい。
ちょっとお硬かったかな
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