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December 27, 2013
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今回は、そこで明確化されたテーマ “次世代と未来のAKB48”という視点を軸に、AKB48グループの 2013年の後半6月からを時系列で振り返ってみようと思う。 

 6月5日にはAKB48グループ研究生のみの公演を日本武道館で開催。
AKB48峯岸みなみ、SKE48松村香織というトーク巧者を軸としながらも、新しい個性の品評会的な公演となった。
この公演から新ユニット“てんとうむChu!”やフジテレビ系ドラマ『女子高警察』などが生まれ、未来のAKB48グループを担う存在として“三銃士”と呼ばれる小嶋真子、岡田奈々、西野未姫を中心とした、次世代ユニットを推していこうという、運営側の今後の指針が明確になっていった。

 6月8日には横浜・日産スタジアムで32thシングル選抜総選挙の開票が行われ、指原莉乃が1位を獲得。この予想外の結果は、2位の大島優子にさえ「新しいAKB48になることに、すごくわくわくしています。楽しみでしょうがない。どんなコミカルグループになるのか。」と言わしめ、今までの総選挙に漂っていた悲壮感とは無縁の展開になった。指原をセンターとした「恋するフォーチュンクッキー」がファンキーで軽快なダンスナンバーとなったのは、彼女のコミカルなキャラクターが、リアルで壮絶なAKB48というこれまでの路線から脱線させてしまった故なのかもしれない。
また、この日は篠田麻里子が卒業を発表した。

 7月の個別握手会からは、メンバーが全員着席しての握手が採用された。
人気メンバーは丸一日の対応が必要となる握手会の負担の大きさについて、人々が再考するきっかけとなった。

劇場公演を基板に、各グループの色を作り上げてきたAKB48グループにとっては死活問題となりかねない。
秋元康氏、そして運営からの回答は8月の東京ドームに持ち越された。
また、7月31日の札幌ドームコンサートではOGの前田敦子が登場。
サードシングル『タイムマシーンなんていらない』が初披露された。

 8月には、フジテレビ系『FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!』内の「爆烈お父さん」のコーナーにAKB48が出演。
お父さん演じる、加藤浩次から渡辺麻友へのケリが問題視され、BPOなどにも陳情されるなどちょっとした騒動に。

しかし、その後の渡辺自身の大人な対応と、11月16日にOAされたフジテレビ系『めちゃめちゃイケてる!』で放送された「めちゃイケAKB48運動会」にて、加藤と渡辺が件の騒動を見事な笑いに転換したことによって、事態は収拾。
バラエティ番組の底力を再確認させられると同時に、AKB48がお茶の間へと十二分に浸透しているという事実を改めて認識させられることとなった。

 8月22日には秋元才加、25日には板野友美の卒業セレモニーが東京ドームで行われ、両極的な個性を持った2人がAKB48を巣立った。
また、この東京ドームでは2日目に48グループ全Teamの新公演の日程が発表された。

だが、最初にスタートする予定だったNMB48TeamNの公演が早くも大幅に遅れ、来年中での全公演スタートは幻となりそうな気配が漂っている。

三銃士を中心とした新しい体制への移行が本格的に始動した。
ただ、発表の瞬間の前Team4メンバーの島田晴香や市川美織、そして島崎遥香までが見せたやりきれない表情には、AKB48の残酷さを改めて感じさせられることとなった。

 9月にはAKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会開催を開催。
松井珠理奈がセンターとなる。「大声ダイヤモンド」以降次世代エースと言われながら、なかなか明確なポジションを掴めるままだった珠理奈にとって、じゃんけんとはいえ、センターとしてひとつの形を示せたことは、次世代体制へと進むAKB48にとって大きな牌を手に入れたといえるだろう。

 10月にはBSプレミアムで『AKB48SHOW!』のOAがスタート。

また10月にはSKE48のリクエストアワーセットが開催され、佐藤実絵子と出口陽が歌う「あなたとクリスマスイブ」が1位を獲得。
昨年の「羽豆岬」同様に、SKE48にはまだファンの思いが結果へと直結するだけの土壌と情熱が残っていることを再確認させられた。

 11月からはNOTTVのレギュラー番組『AKB48のあんた、誰?』のMCを、中村麻里子が担当することが決定。
マルチなレンジへと広がるAKB48の中にあって、指原以降なかなか育つことがなかったMC力。そこを担う候補として中村が抜擢された形だ。

11月3日には峯岸Team4『手をつなぎながら』公演がスタート。
また、10日にはAKB48グループ初のドラフト会議が開催され、20名(現在内1名が辞退)の新戦力候補がAKB48グループの仲間入りを果たした。
新戦力がAKB48内で活動の場を広げる中、柏木由紀は横浜アリーナでのソロコンサートを成功させた。
古き良き芸能をトレースしたエンターテイメントの世界は、ワタナベプロダクションの本気と、柏木のソロアイドルとしての可能性を示すには十分な内容であった。

 11月30日に新土居沙也加が卒業、12月7日には菅なな子が活動辞退を発表と、AKB48本体が大きく次世代へとシフトを切り始める中、SKE48は次世代の中心と目されていたメンバーが相次いで離脱。

来年2月22日のナゴヤドーム公演を前に、現状の体制の見直しが迫られているのかもしれない。
また、12月には渡り廊下走り隊の解散も発表。
次世代ユニットがメイン世代へと移行した今、ユニットとしての存続理由が無くなってしまったのが、解散の最大の理由と言えよう。

 クリスマス・イブの23日から24日にかけては、ニッポン放送『第39回ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』にて高橋みなみがメインパーソナリティを担当。
歴代ではウッチャンナンチャンや中居正広、ゆず、TOKIOの長瀬智也らが担当したこの番組。この抜擢で、AKB48が国民的な存在として認知されていることを改めて証明することとなった。そして、30日にはTBS系『輝け!レコード大賞』31日には『NHK紅白歌合戦』への出演が控えている。

 主要メンバーを中心に国民的アイドルという称号にふさわしい知名度を身につけ始めているAKB48。
そんな中、劇場発展の歴史を知るオリジナルメンバーから、松井珠理奈、島崎遥香、川栄李奈といった次のリーダー層、さらには三銃士世代へと、急速に紡がれていくリレー。
この大きな変革を成功させることが今後10年、AKB48が“国民的エンターテイメント”として定着していくか否かを左右するのは間違いないだろう。





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Last updated  December 27, 2013 01:16:56 PM
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