ワーキングマザー ryansui の部屋

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2005年02月08日
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今日は私的に!本当に私的に!すごいことがあった。

AM、T社のT橋さんと1軒内見に行った。

ここ数年はT市ではファミリー向けの新築物件が
非常に少ないらしく、珍しく新築というメゾネットだったのだが
周辺環境がちょっと・・・という感じ。
瑶太は喜んで動き回っていたが、
ウンコ臭くて気が気じゃなかった(笑)。

その後、A社のIさんと1軒内見。
とはいっても外しか見られなかったのだが

近隣のM市に住んでいるというのに
T市の保育園事情にとても詳しく、道中
「あそこ(の保育園)はいいですよ~」とか
「あそこは入れません!」なんて話を聞くうちに、
雨も手伝って少しブルーになってしまった。

また更にT社に戻って別の1軒を内見に行ったけど
ここもぴんとこない・・・。

帰る時間は近づいてるのに物件は全く決まらず
どーしよどーしよ、と思っていたのだが、
昨日から気になっていた
駅前の怪しい不動産屋に更に飛びこむことにした。


小さな店構えなのに
店の高さの4分の1くらいあるような大きさの、
『明朝体にしようと思ったけど失敗しました~』みたいな
書体の文字で、赤くでっかーく「部屋さがし」と書かれてあって
人目(というかヤスイの目)をひきつけずにいられないのと、

他の店とそう変わらないラインナップ
(しかも他の店で出てこない物件も少し出ていた)だったので
信用はおける気がしたからだ。

中に入ってみると、困り眉のおばさんがフロントにいて、
店の奥には白髪混じりのおじさんがいた。
なんか頑固職人みたいなおじさんだー。

もともとヤスイの物件探しの最初の条件は
・T市かT市よりのF市
・駐車場付き
・新築か新築に近い(築10年内なら可)
・2DK~3LDK
・1階か2階

と思っていたのだが、
いろんな物件を見るうち、
自分がだいぶ日当たりと眺望を
気にしているらしいことに気づいた。
田舎育ちのせいか
『建物自体は良くても部屋の窓からの眺めが他のアパート。』
みたいな状態には耐えられないらしい。
ブーブーブブーブー(否定音)なのだ!

そこで、おばさんに
「T市内で駐車場がついていて、そこそこ新しくって
 そこそこ広くって、日当たりと眺望がよいところは
 ありませんか~」と尋ねたら
おばさんがいくつか物件を紹介してくれたのだが
それらは全て他社に紹介されて既に見てまわった物件・・・。

「あ、もうここ行きました!」と言ったら
それまで無言だったおじさんが口をはさんできた。
「そこ、どうだった?」と言うので
「良くありませんでした・・・」と即答すると
おじさん、ガハハと高笑い。愉快に感じたらしい。

「他、見た所あるの?良さそうだなと思った所あった?」
「良いと言えば良いんですが今一つピンとこなくて・・・」
というと、またおじさん、ガハハ笑い。
「そりゃ全然決まってないっていうことだ!
 たくさん見てもゼロと一緒だ!」


そこで自分も気がゆるんだせいか
「本当はT市内でも、N山かM沢に住みたかったんです。
 前住んでたのがM沢で。でもあの辺りは
 最近は1Kしか新築がないって言われたんです。」
とグチってしまった。

すると、そこからがおじさんの出番だった。
「確かに最近あの辺りは学生向けの1Kばかりだが・・・」
と目をつぶって考え出す。
「でも不動産屋がインプットしてないってだけなんですよ。」

それから「あー!△△!あそこはどうだ!?」と
どこかに電話してFAX取り寄せ、の繰り返し。
おじさんがひらめいたなかに
ヤスイが前住んでいたアパートにほど近く、
おじさん大絶賛のマンションがあった。

「ここはね、入居人の審査が厳しいの。大家がそういうのに
 うるさくって憶えてるの。
 いざ入っても上の住人がうるさくて出ていったとか
 そういうのってあるでしょ。そういうことがないようにね。
 今までに入居を希望して断られた人のケースも聞くよ。
 でも管理はしっかりしてるし、何より質が良い!」

「マンションの質って何で決まるんですか?」

「大家!」

即答だ。ほえ~。

「こんなのはお見合いみたいなもんだからさ、
 良い人(物件)しかすすめられないよ。
 この■□■に比べたら、後のなんて(←他に張り出された
 物件の表を指して)たいしたことない、ない!」

ということでおじさんの勢いに飲まれた我ら3人は、
おじさんの案内で
そのオススメ大家さんが管理している
2つの物件を見に行く事になった。

おじさんが支度をするあいだ、
おばさんとしゃべっていたのだが
おばさんが「今日はどちらからお見えになったんですか?」と
尋ねてきたので、母が
「I県からです。」と言うと、驚いたことにおばさん、
「私もです・・・」

聞けばI県内でもかなり離れているのだが
「さっきから方言が気になって、もしかして・・・」と
思っていたそうだ。なんたる偶然!
おばさんも驚いておじさんに報告していた(笑)。

地方出身者の悲しい性か(笑)
「異郷の地で会う同郷人は皆兄弟♪」
みたいな感覚があるので、すっかり気分は高揚☆
そのままおばさんに見送られて、おじさんが運転する車に乗った。

おじさんは車の中でも
「建物には『気』があって、どんなに新しくて、
 どんなにしゃれた物件でも、
 『気』が合わないと長くそこにはいられないものだ。
 借りてもすぐに出ちゃうんだ。」
なんて言ってる・・・。
すごい。納得でございまする。

1軒目は少し古い物件で
眺めも含めモノはよかったのだが
エレベーターなしの4F・・・。
瑶太のウンコの臭いが漂う中での内見で少し冷や汗が出た。
どーしてお前はこういう大事なときに限ってウンコ?

おじさんオススメの2軒目は
エレベーター有りの4F。やや古いものの、
十分広いし、以前住んでいたアパートと同じ通りにあるので
眺望もばっちりだ。
金額が希望より少しはみ出てしまったが
ここに決めることにした。

管理しているのは別の不動産会社だったので
皆でそこに戻って面接(!)のうえ、仮契約して無事終了。
この不動産屋の前も、以前よく通ってたな~。
ここに入ることなんてちっとも思いつかなかったわ。

帰りの車では
おじさんも7歳までI県に住んでいたとかで
I県の県民性について母と意気投合していた。
母もビジネスライクな不動産マンより
昔堅気の、職人みたいなおじさんに会えて
とても楽しかった様子!
私もこの旅で一番面白い人に会えた気がした。
丁重にお礼を述べて、おじさんのお店を後にした。


母を羽田空港まで見送った後、
ヤスイと瑶太も品川経由で帰ることにしたのだが
帰りの瑶太は大ぐずり!
男性ばかり乗った京浜急行の車内で大泣きするし、
のぞみに乗った直後もぐずぐず!
しかしやっぱり眠かったらしく、途中からずっと寝てくれた。


というわけで、
今回はつくづく縁というものの力を感じる旅となった。
決まるときはこうして決まるもんなんだなあ。
理屈なんてないんだなあ。

同行してくれたお母さん&瑶太に感謝。
ふたりともおつかれさま!そしてありがとう☆


【今日の離乳食】
朝:パン
昼:リゾット(かなりもりもり食べたとのこと by母)
夜:ほとんど食べず・・・





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Last updated  2005年02月13日 03時36分31秒
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