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2021.05.05
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九十九藤 (集英社文庫(日本)) [ 西條 奈加 ] ​

これもかなり前に購入したまま、なーんとなく読む気が出なくて放置していた本。

江戸時代の、女性が商売する話好きなんだよねー^^
町人と武士との関わり合いも面白いし、当時の貧乏な武家や大名の懐事情も、大変だっただろうなーと。

この本の主人公、藤は、女系旅籠屋の跡継ぎだったのだけど、やり手の祖母と母が相次いで亡くなり、父が継いだ途端に傾いてつぶれ、後妻に飯盛り女として売り飛ばされてしまう。

道中必死で逃げ、九十九蔦に絡まってしまったところを、難しい顔で思案していた武士に助けられ、その後も茶問屋に頼んで江戸まで逃げることができたのだが・・・

いろいろあって、今でいう派遣会社のような口入業者の責任者となる。

その業務内容は、今でいえばパソナ的な、派遣先で即戦力になるとともに、人生でずっとその能力を生かせるよう、仕事を仕込んでから派遣するようなシステムを作るんだよね。


面白かったし、満足感のある一冊。


なんか最近、なんで私こんなに気が強いんだろ・・・って
もっと平和に穏やかに、肩に力入れずにのほほ~んと、暮らせるはずだよね?

って、思うんだー。

なぜなら、子供の頃からずっと、社会人になったころまで、そういう呑気な人だったのだから。

友人とかが怒ってても、「なんでそんなに怒れるんだろ?どうでもいいじゃーん?」って不思議だった。
実は、生きてることさえどうでもよかったのかもしれないけど・・・

自分以外に関心がなかったのかもしれないし、
怒りは無いけど、でも平穏だったのか楽しかったのかと考えると、それより空しい気持ちでいたような気もするなあ。

かといって、今のようになんでも怒ってつっかかるのも、疲れるー。

でも、この作品のように、気が強くても、それはそれでいいんじゃないかって思えると

前向きに、自分を通すってのは、悪くない。

そう・・・不満とかに向き合うより、自分のアイディアや闘志で生きてかないとね。





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最終更新日  2021.05.05 23:33:23 コメントを書く
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