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先日、函南町内をてくてく歩いていたあきらっく。健康のためには歩くべきですわなってことで某所まで歩いたんですけどその道すがら。なんか分水してね?って思って写真を撮ってみました。あきらっくが好きなのは円筒分水と呼ばれるもので、水を丸いところに通してサイフォンの原理で公平に分けるというものです。水利権がシビアだった頃に水で争いが起きていたので公平に分けるために作られました。そこからなんとなく、水を分水するのに反応してしまうあきらっく。みてみるとお水が3本に分水しています。へー、おもしれー。けど公平には別れんよね。特に左側はちょろちょろしている感じだし。。で、家に戻ってから調べてみたら『八ツ溝用水』というもので大場・大土肥・仁田・間宮・塚本という広い範囲の水田を潤している用水ですって。いつ構築されたかは分かってなくて、各地の用水路構築・新田開発の進行から類推して、室町~江戸時代にかけてと推測されています。とのこと。(函南町遺産ってサイトから拝借) 写真はその中の『八ツ溝堰』と呼ばれるものです。来光川の流れに堰を設け、分流して取水しているのですけど、そこから一旦「狩穴堰」って言うので二つにわけて、そっから『八ツ溝堰』にて分水させています。これ、よく調べると三つに分けているんじゃなくて、真ん中のがこの先で分かれているので四つに分水しているんですね。おもしれー。
2023年12月17日
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今年になってから趣味にしてみたのが「円筒分水」今年は山梨県甲州市の「岩堂セギ分水口」と福島県福島市の「栗本堰の円筒分水口」の2箇所をみました。もっといけやって思わなくもないんですけど、車じゃないと行きにくくて。福島の栗本堰なんかは青春18きっぷで福島まで行ったのに、結局レンタカー借りたからなぁ。ってことで円筒分水の初心者?ではあるのですけど、円筒分水かわうそ探検隊のメンバーであるIさんが高円寺で写真展をやられているっていうのをXで見て行ってみた。新高円寺から結構歩くのですけど歩いた先に「妙法寺」っていう日蓮宗のお寺がありまして、その近くにあるのが『NIWATORI COFFEE』ってカフェ。そこで写真展が開催されておりました。カフェなのでカフェラテをオーダーして掲載されている写真を見学するあきらっく。円筒分水のファンの方や地元の方もいていい雰囲気です。ちょろっとお話をお伺いすることができました。とりあえず行ってみたいのは天竜川の円筒分水群。伊那市あたりが「西天竜幹線水路円筒分水群」と言われているらしいですけど、飯田くらいまで天竜川沿いにいっぱいあるみたいです。車で行けるけど、あのあたりって車で行ったことないのよね。電車で行けないかなー。無理だろうなー。全部回るとめんどくさそうだけどいっぱいみれるのはそれはそれでいいか。それと、写真展で見て行ったみたいと思ったけど、よく考えたら近くまで行ってたじゃんって思ったのは「須賀川の円筒分水堰」幸いに?駅から歩いて行けるようなところではなさそうなので須賀川に行った時に立ち寄ることはできないけど今度行ってみたいー。って感じで写真を見ながら色々お話しさせていただきました。すごくマイナーな趣味だと思うのですけどこういう感じで仲間?が集えるのってすごいにゃあ。来年は新しいところにどっか行きたいなぁ。
2023年11月20日
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正徳寺温泉 初花さんで温泉入ってシャインマスカットを買ったのですけど、なんとなく無人販売的な感じでシャインマスカットが売ってるところがないべかと思って車でうろうろ。流石に目的地がないとって思って、ブドウといえば勝沼ってことで「甲州市勝沼 ぶどうの丘」方面を目指すことにしました。とはいえ、ぶどうの丘にはあんまり興味がなかったので近くにある「岩堂セギ分水口」を目指してみました。岩堂セギ分水口は、JR中央線の高架付近で鬢櫛川の水を引き、北から西へ展開する扇状地の「扇の要」の位置にあたる岩堂に設置されたコンクリート製の分水口で三等分に分水されています。構造は、大中小のコンクリート製円筒を使った三層構造で、サイフォンの原理で中心の小円筒から湧き上がった水が、中円筒に均等に開けられた穴で三等分され、外側の大円筒を通じて、三本の水路に注がれます。水を均等に配水していることを明確にするための仕組みとなっています。また、設計が県庁の技師に依頼されたこと、当時まだ貴重だったコンクリートが使用されたことも特徴のひとつです。甲州市のHPより小さめの円筒分水ですけど、逆に湧き上がるところを真上から見ることができます。それが3等分されていくわけですね。いやー、かっこいい。ほんと、ぶどうの丘に近いので行かれる方はついでに寄ってみたら?とはいえ基本は地元の方用のものなので変なことしないでね。
2023年09月19日
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旅行2日目は福島駅でレンタカーをちょっとだけ借りてドライブです。青春18きっぷでの移動なんだからもっとけちればいいのに。なんですけどその理由がこれ。「栗本堰の円筒分水工」見学です。円筒分水工は農業用水などを公平に分けるために作られたもので、円の中心に出てくる水を周りに設けられた28個の分水口から、水田耕作面積により大笹生地区方面が10口、笹谷地区方面が18口としてかんがい用水を配分する仕組みです。この構造だと、分水量の公平性が維持され、水量の調整も出来る構造となっています。何がいいってかっこいい。色々調べていくと、農業用水が必要じゃない時期ってそもそも水を通さないらしくて今回見れるかなーって思ってたら台風の影響か結構雨が降ってて増水してた。というか水量は豊富だけど濁ってる。。。「栗本堰の円筒分水工」の栗本堰ってのは、福島県福島市の西部、阿武隈川の支流松川の砂防堰提を利用し取水する水路で、総延長約38.5キロメートル。福島市における有数の農業生産地帯である市の北西部に位置した水田と果樹団地に水を送っているそうです。確かにフルーツ街道になってて果樹園がいっぱい。にしてもかっこいい。先人の知恵ってやつですなぁ。こればっかり。ちなみに最寄りバス停があるっぽかったので最初はバスで行こうかと思ったのですけど運行情報が変則的すぎてレンタカーを借りることになりました。
2023年08月11日
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ちょっと新しい趣味?というか旅をするときにちょっとしたアクセントを追加しようと思いました。温泉ばっかり行ってもそんなに数こなせないし。そこでちょっとネットで見かけて面白いなと思った「円筒分水」というのを探すことをやってみようかと。円筒分水っていうのは何かと言いますとwikiさんからお借りすると。。円筒分水(えんとうぶんすい)は、農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設です。円筒状の設備の中心部に用水を湧き出させ、円筒外周部から越流、落下する際に一定の割合に分割される仕組みとなっている。地域によっては円形分水(えんけいぶんすい)、円筒分水槽(えんとうぶんすいそう)、円筒分水庫(えんとうぶんすいこ)などとも呼ばれる。まず、利水の話なんですけど、古来から水をめぐる争いってのがあるんです。水がないとお米が作れないからね。昔はダムとかないし、ため池とかもそんなになかったでしょうから川が干上がるとみんな困るわけです。上流で水を取りすぎると下流で取れる水が減ったりするので争いになったりね。そこで水を正確に振り分けるというニーズが発生しました。そのために作られたのが円筒分水です。今回のやつですと、円筒分水は3重の円筒になってます。水を上から流して、3重になっている円筒の一番真ん中から湧出させます。そうすると真ん中に円から水が溢れ出すと。2重目の円筒は下の方に穴が空いてて、その穴の数で水量が調整されるわけです。たとえば10個穴が空いているとして、AとBに半分づつ分けたかったら5個づつで穴を分ければいいわけです。穴の数は水利権の力関係で左右されるようです。おもしろー。ってなわけで今回は山梨県甲州市にある「岩堂セギ分水口」さんにいきました。甲州市勝沼 ぶどうの丘の近くにあるのでついでに見るといいかも。文化遺産オンラインからいただいた情報を載せておきます岩堂セギ分水口いわどうせぎぶんすいこう建造物 / 昭和以降 / 中部山梨県昭和前/1927鉄筋コンクリート造、面積9.6㎡1基山梨県甲州市塩山牛奥上ノ段1520地先他解説農業用水及び生活用水を分割するための鉄筋コンクリート造円筒分水口。三重の円筒からなり、サイフォンの原理で中心の小円筒から湧き上がった水が外側の中円筒に溜まり、中円筒隔壁に一二箇所設けられた穴で三等分され大円筒を通じて三本の水路に注ぐ仕組み。綺麗なお水がどーっと流れてきて湧いて別れていきます。結構な水の勢いです。すごいですねぇ。面白いですねぇ。やべぇ、ちょっと楽しい。ってことで、今後円筒分水の場所を調べて紹介していこうと思います。
2023年06月18日
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