姉妹猫の『ハナ』が家出してから1週間は、
狂ったように泣き叫んでいた『ウリ』…。
ノドが裂けるのではないかと心配になる程なのだ。
ある日、こっちまで悲しくなってしまって、思わず涙してしまった。
「あーん、そんなに泣かないでよー!
あたしだって『ハナ』がいなくて悲しいんだから~」と,泣きながら抱きしめて訴えたら
それからは不思議と狂ったような泣き方はしなくなった。
あれ? 『ウリ』には私の言葉が分かるのかな?
「まさかねぇー、そんな事ないよね♪」とたいして気にも留めなかった私。
でも二人きりになってしまってから、彼女に話しかける時には、
つい真剣に目を合わせて語ってしまう。(嫌がられるけど…)
「お散歩に行ってきてもいいけれど、私が呼んだらちゃんと返事してね。
あなたが居なくなったらすごく悲しいから。
そして姿を見て私が安心したなら、また遊びに行っていいからね。約束だよ」
と言ってみたのだ。
そうすると、30分に一回はおうちに帰ってきて、「にゃん!」。
顔を見せてくれて、ちょっとゴロゴロしたらまた飛び出していく。
そしてまた30分ぐらいすると、帰ってきて「にゃーん♪」。
まるで「ほら、アタチちゃんと帰ってきたよ。安心して!」と言っているようなのだ。
いままで猫を飼ったことがない私は、もうびっくり!
猫ってすごいんだなぁー。ますます愛しくなってゆく。
T
「あたりまえじゃん。動物は人の言葉が分かるよ。言葉って言うよりも心を見るのかな。
だから心から伝えたいと思えば、ちゃんと分かってくれるよ」と言われた。
彼に関していえば、肩書きは「マッサージ師」。
しかし、彼のマッサージにはこれと言う型は無い。患者さんによって全部違うのだ。
その人に合ったマッサージをし、
痛みの改善のために惜しげもなくその治し方を教えてくれる。
もし人生に迷って体調を崩しているなら、迷いに対して真剣に素晴らしい助言をくれる。
その言葉はとても優しい。 最近私の周りでは、彼のファンが急増中である。
『ウリ』にも彼の人柄がわかるのか?
彼が家にマッサージにやってくると、もうベッタリ。
彼の膝から離れようとはしない。立ち上がっても足元にまとわり付いているのだ。
飼い主が嫉妬するほどである。 (ムムム…)
でもまあいいか!
『ウリ』にとってもたくさんの人達に接するのはいいことだよね!
もっといろんな事を学んでいける。
みんなに可愛がってもらえるなんて幸せな猫だなあ。
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