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7usagiさんComments

おなじ時間を
君といま
生きている
という
奇跡
思春期の頃、ときどき憎まれ口をたたいたことがあります。
「べつに、この家の子どもじゃなくてもよかったんだけどね」
母も、そんな私に、脅し文句を使うことがありました。
「悪い子は、よそのおうちの子になりなさい!」
だけど、本当は。それは本心ではなくて。
たとえば、50年早く生まれていたら─。
もしも、50年遅く生まれたら─。
自分の周りに存在する家族や友人や、すべての人と出会うことはなかったはず。
当たり前のようにみえる日常ですが。
恋人であることも、親子であることも、
夫婦であることも、友達であることも、
本当は気の遠くなるような時間の流れの中にある、
一瞬の奇跡のようなものだと思うのです。
もちろん、身近な人だけじゃなくて。
私たちは毎日、新しい人と、新しいものと出会いながら、
すれ違いながら暮らしています。
そして、奇跡と呼べる出来事は、
いつも、奇跡のような小さな出会いから始まっています。
昨日小さくすれ違った誰かも、明日出会うかもしれない誰かも。
それらはすべて、大切な意味を持つ小さな奇跡。
そんなふうに思えたら。
人は、どんなときも、誰に対しても、真摯な心で向き合えて。
それはまた、人生をどんなふうにも変えてしまう新しい奇跡に
つながるのだと思います。