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A氏
:今度の国会で 公務員制度
に関連して 「『官』から『民』への『天下り』」
が問題になっていたね。
公益法人
も含まれるね。
私 :この本は、「 別な天下り 」、すなわち、「 民」から「民 」、すなわち 、「『親会社』から『子会社』への天下り」 を中心に扱っており、その弊害を述べているね。
A氏 :この「 天下り 」の方が圧倒的に多いが、案外、マスコミでもとりあげられていないね。
私
:著者はこの本でそれに焦点を当てた。
著者自身が、親会社から子会社に天下った人
だけに、説得性はあるね。
しかも、著者は、単に天下っただけでなく、 子会社の業績
を立て直しているね。
そういう例は少ないのではないかね。
俺もある大手の子会社の工場に訪問したことがあるが、 社長は親会社の天下りだった
。
その他、 役員2名も天下りで
、子会社出身の役員はいなかった。
定年間際の年齢だから、3、4年で定年退職となり、退職金をもらい、また、新しい社長と役員が親会社から来るというわけだね
。
A氏 :工場の管理のほうは大丈夫なのかね。
私:日常の生産活動の管理は全部、 子飼いの課長
が仕切っていたね
。
彼らはおそらく役員になることはないだろうね。
天下りの社長や役員は事務所で新聞を読んでいるヒマな姿
をよく見かけたね。
A氏
:そういえば、俺の同期で 大企業に勤めた者
は、中年になると、子会社に出向したり、管理的なポストにうつったりする者が多かったね。
大企業の特権かね。
私
:やはり、天下りで問題になるのは トップの天下り
だね。
トップの影響力
というのは怖いからね。
それも子会社の業務をよく知らないでトップになるからね。
そして、 子会社の幹部は新しいトップにあわせて行動
するからね。
A氏 :「 部下は上司を3日で見抜くが、上司は部下を見抜くには3年かかる 」というからね。
私
:部下を見抜く頃には、社長交替かね。
著者は 、「親会社から子会社の天下り」は、日本の民間産業の活力の障害
になっているとしている。
だから、その弊害に気がつき、 親会社と子会社の差別をなくして 信越化学
の例
をあげているね。
信越化学の金川社長のポリシー
であるようだね。
信越化学
は 12期連続最高益
を出しているという。
トヨタも、 デンソー
から社長
が出てもいいと言っているという。
A氏 : 欧米 にはそういう「 天下り 」はないのかね。
私 :単なる「 天下り 」は株主がうるさいので、ほとんどないらしいね。
A氏
: 日本的な社会システム
なんだね。
おそらく、 最初は何らかの親会社としてメリット
もあったんだろうね。
子会社することによって、賃金格差をつくり、コストをさげる例
が多いね。
親会社の上層部の管理者には高い賃金で優遇するなどの 身分格差的
なものもあるね。
これは、「 官の天下り
」を真似たのか、その逆なのか分からないがね。
私
:この本の「 天下り
」は 「『親会社』から『子会社』の天下り
」が中心だが、もう一つの大きな「 民間での天下り
」があるね。
それは、「 系列の納入業者・下請業者・外注業者への天下り
」、「 大企業から中小企業への天下り
」だね。
この場合は 、「トップとしての天下り
」よりも、「 上級管理者としての天下り
」が多いね。
これも弊害が多い。
この「 天下り
」にも焦点をあててほしかったね。
その意味で「 天下り
」も「 談合
」も 日本に根を下ろした独特の社会、経済、文化的なシステム
で根が深いね。
学者などによって、もっと深く掘り下げるテーマだろうね。
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