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私
中西氏
は、 民主党がマニフェストにこだわることは危険
だとしている。
世論調査
では「 子ども手当
」には 約半数が反対
、「 高速道路無料化
」への 反対は6割
を超えている。
そして、 財源問題で、マニフェストの壁
にぶつかるだろうと 中西
氏は予測している。
氏は、 郵政選挙で小泉首相が勝利した時
、実は、それは 自民党の延命装置
であり、 自民党の最後のあがきとして予測
していた。
A氏 :国民が、 今度の選挙で民主党に投票 したのは、 民主党の個々のマニフェストに賛成 した「 民主党が支持された選挙 」というよりは「 自民党政権が否認された選挙 」だと言うわけだね。
私
: マニフェスト原理主義
から脱出
できるかで、 民主党政権の寿命
は決まるという。
フランス
の ミッテラン大統領
の例をあげているね。
1981
年に彼は公約を掲げて フランスで初めての左派政権を樹立
した。
しかし、彼が公約を実施するにつれ、 経済は悪化
。
彼が偉大な政治家
であることを示したのは、 その後の対応
で、 1年あまりのうちに政策の大転換
をしたことだ。
経済は生き物
だ。
民主党政権
が、 マニフェスト
にこだわらず、どのように 柔軟性
を示すかが、その運命を決めることになるだろうという。
A氏 : 二大政党制 のイギリスの歴史 から、日本が学ぶことは何だろうね。
私
: 二大政党制
とは、 双方に政権担当能力があることを意味
する。
中西
氏は、 イギリスの政権交代の歴史からの教訓
は「 最初の政権は得てして失敗する
」ということと「 真の二大政党制が確立するまでには、膨大な時間がかかり、苦渋に満ちた学習期間が必要だ
」と言っているね。
A氏
:一昨年、 民主党の 小沢一郎
幹事長の
当時の福田政権との大連立構想
があったね。
このとき、 当時の民主党代表の小沢
氏が、「 民主党に政権担当能力があるのか
」と言っていたね。
私
:本来は 大連立→政権担当能力の涵養→政権交代
という道筋が正しかったと中西氏は指摘しているね。
イギリスの労働党
が 政権担当能力
を持てたのは、 第2次大戦でチャーチル首相が挙国一致内閣
を呼びかけ、 その5年間の大連立で国家運営の大変さを学習
したからだという。
それ以前は、 労働党政権は選挙で勝っても短命
で終わっていた。
議会政治の本家であるイギリス
さえ、 最初の政権交代から真の二大政党制
が根付くまでに、 実に20年以上の時間と5年間の大連立という長い学習期間を必要
としたことになる。
A氏
:しかし、 民主党
には 官僚経験者
もいることだし、もともと 自民党にいた者も
多いから、 イギリスの労働党
と比較できないのではないかね。
野党時代の民主党
は、反対だけの野党ではだめだとして、 多くの法案を作り、否決を覚悟でも提案
してきた。
国会での与党への質問でもよく勉強していたようだ。
ある 自民党議員
は、 民主党の国会での質問は、よく勉強しており、与党の大臣より優れていた
として、それは 自民党崩壊の一因
でもあると言っていたね。
一方の 自民党
はかなりのダメージを受けていて、 シャドウキャビネット
すらできないね。
考えてみれば、、 明治維新
だって、 幹部は皆、若い下級武士
だね。
私 :いずれにせよ、この 新政権 の動きで、 今後の日本の運命 は大きく変わることは確かだね。