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Ryu-chan6708

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2011.02.01
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【送料無料】銃・病原菌・鉄(下巻)

「 旧世界と新世界の遭遇」

私 : アメリカ先住民 はなぜ 旧世界(ヨーロッパ) を征服できなかったのか」ということで、この章は始まるね。
  ここで扱っている アメリカ先住民 は、 北アメリカの インディアン だけでなく、 南アメリカ の インカ帝国 も含んでいる。
  そして、 コロンブス が アメリカ大陸 を「 発見 」した 1492年 当時の ユーラシア大陸とアメリカ先住民社会とを比較 している。
   まず、 食料生産の相違 だね。

A氏 :著者は、文 明の進歩の要因 として 食料を重視 しているね。

私 : ユーラシア大陸 では、 12種の大型動物 が、食料、羊毛、毛皮の利用以外に、 運搬手段、軍用動物、農耕手段、動力源 として利用されていた。
  この点は、上巻に詳しく載っているようだ。

  これに対して、 南北アメリカ大陸 では、 ただ1種の大型動物であるラマ/アルパカ が利用されていただけで、 運搬手段 は限られており、 動力源や軍用 に利用されることはなかった。

A氏 :なぜだろう?

私 :それは 更新世 末期 に 南北アメリカ大陸では大型動物が絶滅 したからだという。
  この絶滅がなかったら、 歴史は大きく変わっていただろう と著者は言う。

農業 も、 ユーラシア大陸のほとんどの地域 では行われていた。
  しかし、 アメリカ大陸 では、 狩猟採集民のほうが農耕民より多かった。
現在、 南北アメリカ大陸の太平洋岸地域で農業が盛んな地域 は、 ヨーロパ人が導入 したものだね。
南北アメリカ大陸 で最初、栽培されていたものは タンパク質に乏しいトウモロコシ だった。

  その他、 両大陸の相違 で重要なものは、 病原菌 の問題があった。

A氏 :病原菌?

私 : ユーラシア大陸 では、もともと 動物のかかる感染症 が変化して人間がかかるようになった。
天然痘、麻疹、インフルエンザ、ペスト、結核、チフス、コレラ、マラリア といった致死率の高い病気が、人が密集して暮らす社会をたびたび襲った。
  これらの 病原菌 は ユーラシア大陸 での 家畜 によるものだね。
  そのために人びとにそれらの病気に対する 免疫や遺伝性の抵抗力 が自然にできあがっていた。
  しかし、 コロンブスが発見する前 の アメリカ大陸 が発祥地である 集団感染症 は 非梅毒トレポネマ だけだという。

A氏 : 梅毒 の起源はアメリカ大陸ではないの?

私 :それは意見が未だに分かれているという。
ヨーロッパ人 がア メリカ大陸 に進出したとき、これらの 病原菌 も持ち込まれ 先住民 を襲った。

A氏 : ユーラシア大陸 と アメリカ大陸 との 大きな相違 は、 技術力 ではないの?

私 :著者は、それも 食料生産の相違が起因 しているという。
  両大陸の食 料生産がおこなわれていた時間の長さの相違 が 原因 となっているという。
ユーラシア大陸 のほうが 早くから食料生産 をしていたため、 人口密度が高く、労動の分化や専門化 が進んだという。

A氏 :一種の「 人口ボーナス 」だね。

私 :次の 5つの分野 での 技術の相違 をあげている。
ユーラシア大陸 のほうがいずれもはるかに 優位 だね。
1つは 金属の利用技術 。
2つ目 は、 軍事技術 。
3つ目 は、 機械を動かす技術 。
4つ目 は、 車輪の利用 (これは 南北アメリカ大陸 では オモチャ としてのみ存在)。
5つ目 は、 航海技術 。

  最終的には、 ヨーロッパの食料生産 に適し、 ヨーロッパ人の体質に適した温帯地域 では 大規模な先住民社会が南北アメリカ大陸から葬り去られた。

  明日は、人類の長い歴史が大陸ごとに異なる要因にふれよう。






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Last updated  2011.02.01 08:45:36
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