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私
: 毎週土曜日
に デジタル92チャンネル
で 西部邁
のコーナー
が 30分
ある。
アーカイブ
もある。
10月12日 土曜日 には 佐伯啓思 氏 がゲストとして登場していた。
興味があったのは 福沢諭吉の「学問のすすめ
」のことだね。
ここには有名な「 天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らず
」がある。
ところが、この文章だけ、独立して世間に広まったので 誤解する人
もあったという。
A氏 : 人間はもともと平等である という意味ではないの?
私
:ところが「すぐ 次の文
」に
「 されども今広くこの人間世界を見渡すに,かしこき人あり,おろかなる人あり,貧しきもあり,富めるもあり,貴人もあり,下人もありて,その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや
」
とある。
A氏 :「 現実には人には貴賎がある 」とあり、なるほど、 平等論 とちょっと違うね。
私
:俺は「 学問のすすめ
」の概要は知っているが、ストレートに読んだことがない。
しかし、なるほどと思ったね。
福沢諭吉
は「 アメリカ独立宣言
」を日本語に訳しているが、そこに
英語の「 all men are created equal :すべての人間は平等につくられている」を「 天ノ人ヲ生ズルハ億兆皆同一轍ニテーーー 」と訳している。
だから、正確には「 天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らずと云えり 」と「 云えり 」がつくのは、 独立宣言からの引用 を意味するんだろうね。
そして、英文では「 神:Creator
」であるところが、「 天」
になっているね。
これは 本来キリスト教的な発想
だね。
私 : 佐伯氏 によると「 学問のすすめ 」の 最後 は、意外に、 かんたんなことを2、3すすめているだけだ という。
1つは、「 外出するときは、顔をにこやかにせよ 」ということだという。 2つ目は、 英語にすぐに飛びつかず、日本語をまずシッカリ学べ とあるという。
それから、この座談では、佐伯氏が 肥前国
佐賀鍋島藩
藩士・
山本常朝
の「 葉隠
」にもふれているね。
A氏 :「 武士道は死ぬこととみつけたり 」で有名だね。
私
:俺は「葉隠」も全部読んだことはない。
この有名な「 武士道は死ぬこととみつけたり
」の言葉でしか知らないから、相当、厳しいことを書いてある書だと思っていた。
しかし、 佐伯
氏は「『 葉隠
』の 大半
は、 武士の日常の作法のことが書いてある
」のだという。
茶の飲み方とか、外での会話の仕方とか
。
A氏 :何事も 浅い歴史知識 は危険だね。
私 :「 葉隠 」は、当時はあまり読まれなかったという。
山本常朝 は「 葉隠 」で 殉死 を強調しているが、本人はしてないという。
歴史的な事実 というものは要注意だね。
「文藝春秋」11月号(今月号
)では 大型企画「歴史の常識を疑え
」として20項目をあげているね。
「 西郷隆盛は『ストレス病』で苦しんだ
」など、今までの常識と違った歴史の見方が載っているね。
面白いので読んでいる。