PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 :先日、 現場の改善について 、本を出そうとした時、 編集の人 が 俺の原稿 のなかに「 改善の会議では改善案については、目で見えるようにして、提案することが望ましい 」という文章があり、これは「 視覚障害者への差別と受け取られる 」とコメントされた。
そこで、「 目で見える 」を「 可視化して 」に訂正して了解を得たよ。
A 氏 :あまり変わらないが 配慮 はされたようだね。
しかし、 現場改善 で有名な トヨタ生産方式 では「 目で見える管理 」というのがあるね。
例えば、 職場を囲んでいるパーティションなどをなくし、職場の状態をどこからもすぐに見られる状態にする ことだね。
あるいは、 流れ作業の各工程の上には「アンドン」という表示板 があり、 工程に異常 があると、 その工程の上の「アンドン」に異常ランプ が付き、これを 職長 が「 目で見て 」 その工程にとんで来る というのもあるね。
これは 視覚障害者 にとっては 差別のある生産方式 なのかね。
私 : 朝日新聞のこの欄の筆者である松井 氏は「 4月1日に障害者差別解消法が施行 され、これは 日本が2014年1月に批准した国連の障害者権利条約 にあわせて整備された 国内法 で、 従来型の差別禁止に加え 、『 合理的配慮の提供 』を 公的機関の義務(民間は努力義務 )とした点が大きな変化である 」としている。
A 氏 : 内閣府 は、「 合理的配慮の提供 」をつぎのように説明しているという。
公的機関や民間事業者 に対して「障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を必要としているとの意思が伝えられたときに、 負担が重すぎない範囲で対応すること (事業者に対しては、対応に努めること)」。
「 視覚障害者がいるとき、発言の前に『○○です』と自分の名前を付ける 、 聴覚障害者と話すとき、ボードを用いて筆談に努める 、 といった配慮が第一歩 となる」という。
私 : 19世紀、遺伝性のろう者が多かった米国マサチューセッツ州沖合のマーサズ・ヴィンヤード島では、手話が主要言語 であった。
言語は、みんなが使うものを自分も使う。
この島では 聾唖者 は言葉が話せない「障害者」 ではなく、 「ふつう」の人で あり、 耳が聴こえないことは単に個人の個性の一部 に過ぎなかったという。
この場合、 非障害者は「配慮が必要ない人」 ではなく、「 配慮されてきた人 」であるということであり、同様に、 障害者 は「 配慮が必要な人 」ではなく、「 配慮の格差」に直面 してきた人なのだという。
権利条約の理念 は「 私たち(障害者)抜きに私たちのことを決めないで! 」であり、 対話を通じてお互いのニーズを探ることの大切さは全ての人間関係に共通したもの であり、 まずはそこから始めることで、 みなが配慮される社会 に近づいていくのではないだろうかと 松井氏は最後に提言 する。
そういう意識をもって、障害者に配慮することがポイント かね。