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私 :また、 三菱自動車 が問題を起こしたね。
2000年以降 、 不祥事を重ねては、その対応に追われる ことを繰り返してきたね。
00年 には、 ユーザーからのクレーム情報を隠蔽 し、 内密に改修・修理する大規模な「リコール 隠し 」をしていたことが発覚。
02年 には 横浜市と山口県 で大型車の死傷事故 が相次ぎ、 欠陥を組織的に隠したり、国に虚偽の説明 をしたりしたとして 最終的に元社長らが有罪判決 を受けている。
私 :これらは、 技術的な問題よりも管理(マネジメント)の問題 だね。
A 氏 :そこで、君は、先にあった マンションの杭打ち問題 でも 偽の杭打ちデータの問題 を マネジメントの問題 として扱っていたね。
私 : 三菱自動車のホームページ を見たら、次のように ISO9001 が載っていたよ。
「 当社グループは、2003年に開発・製造・販売・サービスを含む全社でISO9001を取得しました 。
この中には、全国に配置されているテクニカルセンターや部品センターも含み、全社員が品質マネジメントの改善に取り組んでいます 。
2005年 から 品質工学(田口メソッド)を使った教育 を、開発・生産の技術者へ展開し、 ロバスト設計 を使い、 お客様に安全・安心な車をお届けできる よう取り組んでいます。
A 氏 : ロバスト設計 とは、 使い方のばらつきがあっても影響を受けにくい、安定した機能を発揮するための設計方法 だが、今度の燃費改善には効果がなかったようだね。
しかも君が指摘するように ISO9001のマネジメントシステムを頼った対策 だね。
私 :ところが、 04年 には 乗用車の幅広い車種で再びリコール 隠しが発覚 しているし、 今度の 燃費の偽装データ も 1991年から不正は続き 、 07年 には 社内マニュアルで国の定める方法を使う と決めたが、 その後も異なる方法を継続 していたという。
異なる測定方法が長期間に及んでいた ことに加え、すでに 不正が判明していた4車種の多くのタイプで実測をせずに机上でデータを算出 していたことが明らかになった。
「 2003年に開発・製造・販売・サービスを含む全社でISO9001を取得しました 」というのは嘘だね。
ISO9001 には、「 内部監査」 という 自浄装置 もあるが、 形骸化していた ようだ。
品質保証の主管部門である、品質保証部門の怠慢 だね。
杭打ち同様、例によって、 マスコミ報道 は ISO9001に無関心 だね。