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A 氏 :君がこ の問題は完成検査記録に記入される氏名問題 だと 予告 していたが、 今日の新聞報道でようやく、 それに焦点があてられた記事 になってきたね。
私 :報道によると、 完成検査結果を記す書類には実際に検査に関わっていない有資格者の名前が示され、押印もあった ことがわかり、 こうした偽装はほぼ全ての工場で行われていた とある。実際に検査した人の氏名は、サインでなく印章 なんだね。
資格のない検査員が有資格者の印を使って、検査記録の検査者名に押印した というわけだ。
印章の管理 もずさんだね。
A 氏 :記事によると 日産では、資格を持たない補助検査員による検査が、国内向けに車両を組み立てる全国の工場で日常的に行われてお り、 検査の結果や誰が検査したかは書類に残す必要がある が、関係者によると、 有資格者が実施したように押印などで記載内容が偽装されていた んだね。
私 : 国土交通省 は 3日 、 栃木と京都の工場に抜き打ちで立ち入り検査 に入り、 関係書類の提出を求める とともに、 従業員からの事情聴取にも着手 し、今後、不正の実態解明を進めるという。
A 氏 :記事では、 日本の「ものづくり」の先頭集団にいるはずの日産 で、無資格者が書類上は資格者を装い、検査の実態を偽る慣行が続いていた可能性が強まり、 生産性を競うあまり、安全確保の認識が甘くなっていた可能性があり、同様の事態がないか、他社も確認を急ぐ とある。
私 :まだ「 安全 」という言葉を使っているが、「 品質 」だよ。
A 氏 : 西川広人社長 は 2日の会見 で、「 我々の事情で『補助検査員がやっても大丈夫だからやる』ということをしてはいけない、ということを、現場をコントロールする立場の人間がわかっていなかった 」と説明した。
私 :この 社長の発言もおかしい ね。
検査責任者は、検査記録に記入される氏名は有資格者のものであることは十分知っていたはずで、だから有資格者の印章があり、資格が与えられている んだよ。
だから、 記事 では、 現場では無資格者が有資格者の名前や印章を使って確認したように装って おり、 西川社長の認識とは異なり、現場では、不正な行為だとわかったうえであえて補助検査員に担当させていた疑いが強まる とある。
「疑い」でなく、事実 だろうね。
また、 記事 では、「 生産の各工程では、なるべく人手と時間をかけずに質のよい製品を作るため、各メーカーがしのぎを削る。日産幹部は『生産効率の改善は当然だが、検査の工程だけは『不可侵』であるべきだ。その違いがあいまいになった可能性はある』 と話す」とあるが、「 質のよい製品」を顧客に提供するために完成検査をする のであって、 生産効率の改善は「品質」とバーターでなく、「品質」が上位で、目標とする「品質」を達成するための生産効率 だね。
「 安かろう、悪かろう」ではダメ なことは常識だ。
A 氏 : 国土交通省 は 日産以外のメーカーにも、完成検査を適切に進めてきたかどうか、10月末までに報告するよう求めた。
他社にも波及すれば、「ものづくり」への信頼が大きく揺らぐ とある。
私 : ホンダのように「現時点で正規従業員しか検査工程に配置していない」というのが正解 だね。
10月末に提出される各社の報告 はどうなるか結果を待ちたいね。