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私 : ニコラス・クリストフ 氏は、 「北朝鮮専門家」 として、 金正恩 朝鮮労働党 委員長は4月27日、 北朝鮮 の指導者として初めて韓国に足を踏み入れたが、弱いカードを極めて巧妙に切ってきて、金氏は何としても制裁から逃れて経済を成長させ、核兵器 を保有し続ける気だ という。
このコラムで、 クリストフ 氏は、 1980年代からこの国を取材している者 として、 なぜ深く疑いを持つべきか、そして、なぜ少しは期待を持てるのかについて、このコラムで、見解を述べたい という。
A 氏 : 金 氏は、 オリンピック外交と南北首脳会談 の進展を足掛かりにトランプ氏や中国の習近平 国家主席 との会談 を取り付けた。
どちらも北朝鮮が長年目指してきたことで、 金氏と文氏は、「これ以上戦争がないこと」、「新たな平和の時代」、そして「完全な非核化」を約束する宣言を採択 した。
クリストフ 氏は、 感動的ではあるが、「懐疑的」だ という。
南北朝鮮の首脳はこれまでも00年と07年に壮大な和平文書に署名したが、どちらも持続しておらず 、 12年には、北朝鮮はミサイル実験を行わないことに合意したが、その数週間後に「衛星」と称してミサイルを 発射 している。
私 : 北朝鮮 が 「完全な非核化」を持ち出す場合 、たいてい、 米国がまず韓国との同盟を終わらせ、北朝鮮が自国を守るための核兵器 を必要としなくなることを意味する 。
だが、 クリストフ 氏は、 米国が韓国を見放すことはなく、北朝鮮は50年代から 核兵器 の開発を続けていて 、 保有する兵器を本当に引き渡すと考える専門家を一人も知らない という。
トランプ氏がイラン核合意を破棄しようとするのを目の当たりにしている今、北朝鮮が核兵器を手放す可能性はさらに低い という。
A 氏 : 金 氏は、 非核化を目指す誓約に署名し、詳細は以後の協議に委ねる作戦 のようで、 査察も決して入らないと確信した上で、誓約が完全に実行されることはない という。
北朝鮮 は不誠実かもしれないが、ひどいわけでもなく、 北朝鮮と米国の双方が面目を保ち、戦争の瀬戸際から脱することができる のだ クリストフ 氏はいう
北朝鮮が、核やミサイルの実験を(願わくは、短距離ミサイルも)すべて停止し、寧辺でのプルトニウム の製造を中止すると予想していて、見返りとして、中国と韓国は静かに制裁を緩める だろう。
そして 金 氏は 望んでいたものを手に入れ、世界の指導者の一人、対等な存在、そして事実上の核保有国の支配者として扱われる正当性だ という。
私 : クリストフ 氏は、 金氏もトランプ氏も、このシナリオで政治的な恩恵を受け、世界全体も同じで、強硬派は、私たちがもてあそばれ、北朝鮮が検証可能な形で核兵器を放棄しないことに腹を立てるだろう が、 戦争よりはましなのだ という。
クリストフ 氏の 北朝鮮の「完全非核化」の実現 に対しては「 諦め に近い 予測」 だね。
どうやってこの事態を終わらせるのか?
クリストフ 氏は、 西側の計画は、北朝鮮の崩壊まで長引かせること で、そうなる可能性はあるが、 問題は、94年の核合意の時も米国が同じように計画していたこと で、 告白 すると、 90年代末にニューヨーク・タイムズの東京支局長のポストを クリストフ氏 が選んだのは、間もなく北朝鮮の体制崩壊を取材できると考えたのが理由の一つ だったが、それからというもの、 金王朝が終わる時期を予想するのはやめた という。
浮上している枠組みがすべて失敗に終わる可能性はある が、 戦争を回避する道筋を思い描くことができる のだから、 北朝鮮懐疑論者も感謝すべきだろうと クリストフ氏はいう 。
このコラムか書かれたのは4月29日付のNYタイムズ だが、それ以降、 5月 になって、 金 氏がまた 飛行機で大連に飛び、中国の習主席と会談するなどバタバタし始めている のは、 クリストフ氏の金氏に対する懐疑論 があながち、 間違いでないことを示している ね。
本番の米朝会談の成果は楽観できない
ね。
トランプ大統領
が、 金氏の煮え切らない姿勢
に怒り、席を立ち、 会談は決裂する可能性
も容易に考えられられるね。