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私 平成経済 を 「会社員の昼食代」と「企業の交際費」という2つの観点 からまとめているね。
まず、 「会社員の昼食代」 だが、 1990年代後半から日本経済を デフレ の影 が覆い始め、 物価が下がって会社の売り上げが減り、給料が削られ、人々の財布のひもが固くなり、経済が縮こまるという悪循環 に陥っていき、 小銭をきちんと数えて支払う人 が目につくようになったのもこのころ。
新生銀行の「サラリーマンのお小遣い調査」 で、 92年に746円だった男性会社員の昼食代 は、 05年、500円台に突入。
17年は590円に増えたが、ピークよりは2割少ない水準にとどまる 。
A 氏 : 厚労省の国民生活基礎調査 によると 、全世帯の年間の平均所得は15年、545万8千円だったが、これはピークの94年(664万2千円)の約8割の水準。
収入が減った一方、消費税率は上がり、平成元年の89年の導入時に3%だった税率は97年に5%、14年に8%と引き上げられた。
会社員の目はますます、ランチメニューの「値段」に吸い寄せられる。
私 :一方、 「企業の交際費」 のほうだが、 バブルのころ、もう一つの「財布」の 「企業の交際費」 を使いこなす会社員がめだった。
銀座の大通り には 「予約車」のタクシーが二重三重にも連なり、1万円札を振って空車を探す人もざらだった。
00年前後のITバブル景気 は、 銀座の客層を変え。ITや外資系金融など、それまで見られなかった業種の客が来るようになった。
A 氏 : 08年9月にはリーマン・ショック が日本経済を襲った が、すぐには影響は表れず、 銀座のクラブでは年末までは盛況が続いたが、年明けからはパタッと客足が止まった。
そこに追い打ちをかけたのが、11年3月に起きた東日本大震災 。
東京は電力不足に見舞われて街からネオンが消え 、ぜいたくや楽しむことを良しとしない空気が広がり、 銀座のクラブの扉には「非国民」と貼り紙をされた 。
「企業の交際費」は震災後の11年度、ピークの半分に満たない2・8兆円まで落ち込んだ。
私 : 12年末に第2次安倍政権が発足し、アベノミクスで企業の業績は回復し、交際費も16年度は3・6兆円まで回復 。
銀座のクラブの客足も昨年末から伸びている
が、 浮かれきっているわけではなく
、関係者は
「バブル崩壊にリーマン・ショック
、大震災。
この30年の経験から、備えへの意識が強まったのではないでしょうか」
という。
そういえば、 最高益を出したトヨタ も先行きの世界的な自動車の競争激化に危機感を持っているのと同様、 高利益の大手企業 も
先は見えないが、 「企業の交際費」はどうなるかね。
「会社員の昼食代」も、 消費税は19年10月に10%に引き上げられることになっているが、どうなるか。