りゅうちゃんミストラル

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2007.12.09
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カテゴリ: スポーツ

0-0で引き分け、初戦で勝った京都がJ1昇格を決めた。

京都、2季ぶりJ1昇格=広島は5季ぶり降格-Jリーグ(スポーツナビ 時事通信)

サッカーボール

来シーズンが決まるこの試合、広島ホームのビッグアーチで行われた。
初戦は2-1で京都の勝ち。
チャンスの数から言えば、3-0や4-0でもおかしくなかった。
特に田原は前半だけでハットトリックのチャンスすらあった。

もし第2戦で京都が勝つか引き分ければJ1昇格。
逆に広島が残留するにはこの試合に勝つこと。
京都有利だが、1-0で広島が勝てば残留。
1勝1敗になるものの、アウェーゴール1が大きい。
2-1で広島勝利なら延長戦が用意されていた。

「紫対決」となったこの試合。
京都は勝って昇格を決める決意が伝わってきた。
この考え方は正しい。
後半ロスタイムでもなければ引き分け狙いなど難しい。
「結果としての引き分け」なら別だが、まずは勝ちに行くべき。
明確な考え方こそチームに必要だ。

京都監督の 加藤久 はかつてソウル五輪日本代表キャプテンだった。
井原が抜擢されるまで、代表のセンターバックといえば加藤だった。
しかしソウル五輪最終予選、雨の国立で日本は負けた。
引き分けでもソウル行きが決める中国戦で。
1987年のことだ。
試合前、「勝ちに行く」とインタビューに答えていた加藤。
かなり前のことだがどうしてもあの時を思い出してしまう。
(加藤はその後、日本サッカー協会強化委員長となる。
しかし代表監督の加茂更迭とネルシーニョを公認とする動きがあった。
この混乱から加藤は強化委員会を辞任)

話が脱線した。入れ替え戦に戻そう。
この試合、広島の頼りは駒野。
さすがに代表経験は無駄ではなかった。
前半は右、後半は左を破って何度もチャンスを作り出した。
しかしゴールを割れない。

同じく代表経験を持つ佐藤寿人。
背は低いが鋭い飛び出しが持ち味のFW。
確かに能力は認めるが、プレーの幅が狭い。

ウェズレイもかつての切れ味がなく、イライラしていた場面があった。
北京五輪代表の柏木は、センスはあるもののプレスに弱い面を見せた。
2部落ちで移籍するかもしれない。

後半ロスタイム、両チームの明暗を分けるシーンがあった。
広島の選手がオーバヘッドでゴールの狙う。
キーパーも届かない場所にボールは向かう。
しかし無常にもポストに当たってゴールキックに。
勝負に「たられば」はない。
しかしこのシュートが決まっていたら1-0で広島残留となった。

試合後、トルシエの代表で活躍した森岡の涙が印象的だった。
がっくりと肩を落とす佐藤寿人も忘れられない。

おめでとう京都!
来シーズンは苦しい戦いが待っている。


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最終更新日  2007.12.10 16:44:32
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