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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110916/dms1109161139007-n1.htm
2011.09.16 夕刊フジ
原発事故以降、関東や東北各地の清掃工場で、一般ゴミの焼却灰から規制値を上回るセシウムが検出されたのを受け、同省は産業廃棄物の灰についても東北や関東など16都県に調査を要請した。その結果、福島県内の4施設と、岩手県と千葉県の各1施設で8000ベクレル超を検出。最も濃度が高かった福島県では、埋め立て処理の基準値10万ベクレルを上回る14万4420ベクレルを記録した。
千葉県では、先月8日に採取した柏市内の廃油処理施設の煤塵から1万1500ベクレルが検出された。これまで松戸市や柏市の家庭ごみ焼却灰から1万ベクレル超を検出。我孫子市でも汚泥焼却灰が1万7000ベクレルに達するなど、県北西部の住民の不安は頂点に達しており、今回も事態は深刻だ。
調査を行った千葉県廃棄物指導課は、高濃度セシウム検出の原因について、「(廃油の)貯蔵タンクに設置された、油の漏れを防ぐ『防油堤』にたまった雨水が、焼却の際に温度調整のために噴霧されること。廃油の焼却で生じる煤塵や灰の量はもともと少なく、調査した煤塵には原発事故直後の焼却分も含まれていたこと。この2点が考えられる」としている。
千葉県では、成田市の新勝寺が今月25日の「おたき上げ」で、岩手県陸前高田市の「被災松」を燃やすことを決めている。発表当初県民の不安の声が多数寄せられただけに、改めて住民の不安が高まるのは確実だ。