ワルディーの京都案内

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2015/09/09
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
●その先へ 胃がん:3 治験しかない、決意固く

朝日新聞「患者を生きる」2015年3月19日の記事を引用し、私の感想・意見・コメントなどを述べさせていただきます。



2011年11月、胃がんが胸に転移して再発した埼玉県の男性(68)は、県内の病院で、製薬会社が新薬の承認をめざして行う「治験」に参加することになった。

 胃がんの再発では、有効性が科学的に裏付けられた「標準治療」は、抗がん剤を3段階に分けて順に使う。男性は1段階目の抗がん剤の効果がみられなくなり、2段階目に入るところでいったん標準治療から離れ、治験に参加した。

 新薬を使えたかどうかは分からない。1年近く経って効果がみられなくなり、再び標準治療へと戻った。12年10月、3段階目のイリノテカンという点滴の抗がん剤を使い始めた。しかし、13年夏にはがんが抑えられなくなった。標準治療で使える薬は、なくなった。

 男性は全身状態が良く、ほかの治験に参加できる可能性があった。主治医は、国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)に連絡した。胃がんでどんな治験が行われているか、消化管内科医の設楽紘平(したらこうへい)さん(37)に尋ねた。

 治験には1~3相の三つの試験がある。このうち3相は、薬が承認される一歩手前にあたり、全国で比較的受けやすい。男性が以前参加したのも3相だ。一方、1相は、その薬を初めて人で使う試験のため、どんな副作用が出るか分からないなどリスクが高く、限られた病院でしか受けられない。

 東病院では特に1相試験が多く行われている。胃がん患者が参加できる1相だけでも、常時複数実施されていた。男性は主治医に紹介状を書いてもらった。

 男性と妻(66)は東病院で、新たに主治医となった設楽さんから治験の説明を受けた。特に1相は副作用のリスクが高く、厳重な管理下で行われる。入院して血液や尿を1日何度も採るなど負担もある。2~3相と違い、すべての参加患者に新薬を使い、偽薬を使うことはない。

 「参加します」。男性は即答したが、設楽さんは「持ち帰ってよく考えて下さい」と促した。

 しかし、気持ちは変わらなかった。手術をできる段階は過ぎ、使える薬はなくなった。「治験しか方法がない。先生が合う治験を見つけてくれるだろう」。副作用は、出てしまったらそのときだ。それぐらいの覚悟だった。


写真:治験の説明を受ける面談室。治験の説明も張り出される=千葉県柏市の国立がん研究センター東病院3.jpg



 1回目の治験はプラセボ(偽薬)かも分からないですが、とにかく効かなかった。3段階目の抗がん剤も効かなかった。次に選んだのが、1相の治験。プロセボの可能性はないが、どんな副作用が出るかも分からない。

 私が同じ立場であり(私は片方の腎臓しかないので、治験の対象にならない可能性大ですが、仮に2つ腎臓があったとして)、全身状態がよいのであれば、この男性と同じような決断をするのではないかと思います。


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最終更新日  2018/09/22 10:53:37 PM
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