ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/09/18
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カテゴリ: この本読みました
 母が遺していった本を引き続いて読んでいます。「男どき女どき」に続き向田邦子さんの2冊目です。

 エッセイ集です。いやぁ、向田邦子さんのエッセイあきませんね。こんなこと「あるある」っていうお話ばかりで、庶民の目線で書いておられるので、親近感がわきます。「あるある」っていうことに気がついて、それをエッセイにして、ペーソスあふれる文章にされているところがすごいです。だからこそ、『寺内貫太郎一家』などホームドラマ、ヒット連発だったのでしょうね。それとこの本が書かれたのは33年前。私が27歳。結婚したころ。ああ、こんな世の中だったなぁとしみじみと思いだしたりしました。

 若者を「ヤング」と書いてあります。お隣さんに電卓を借りるという場面が出てきます。当時電卓は、まだまだ高価でした。「週刊平凡」今はもうありません。「片手落ち」っていう言葉が出てきます。今は使えないですよねぇ。「人形町」に古きよきものが残っているとういう話。今はどうなっているんでしょうねぇ。

 向田邦子さんの生まれは昭和4年。亡き母は昭和3年生まれでした。同世代ということもあり、母はよく向田邦子さんの本を読んでいたんでしょうね。

 本の表紙は、下の2つの写真のうち上の写真でした。今は下の写真のようになっているようです。上のほうが、「なんか面白そう」と思わせて、私は好きです。




発行所:文春文庫
発売:1985年7月25日第1刷
   (文藝春秋刊の単行本は1982年8月発刊)
ページ数:276ページ
価格:360円(当時)
(現在は税込み626円)




私の読んだ本のカバー

IMG_0004.jpg



今のカバー

女の人差し指.jpg




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最終更新日  2018/10/03 07:36:53 AM
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