ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/01/05
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カテゴリ: この本読みました
母が遺していった本を引き続いて読んでいます。

 京都検定の勉強を優先させたので、読書のペースが落ち、読了に2ヵ月半かかってしまいました。

 秀吉についてのアンソロジーです。

 尾崎士郎「墨股一夜城」
 南条範夫「初対面」
 中山義秀「四季の小車」
 山岡荘八「売ろうもの関白」
 杉本苑子「耳塚のすみれ」
 田辺聖子「淀君と北政所」

 吉川英治「大谷刑部」
 井上靖「真田影武者」
 五味康祐「切腹」


 アンソロジーはある部分や時代を掘り下げていることが多いので、面白く読むためには対象人物の生涯をある程度理解していないと駄目ですよね。ですので、なかには消化不良になった作品もありました。

 その中で印象に残ったものをいくつかあげてみます。


・杉本苑子「耳塚のすみれ」
  秀吉の死因は朝鮮出兵の復讐にあるととらえています。
  京都・豊国神社前の「耳塚」は何度か足を運んだことがありますので、
  登場人物を置いて、頭の中でイメージを膨らませると、妙にリアリティ
  をもって迫ってくるものがありました。

・田辺聖子「淀君と北政所」


・長谷部日出雄「利休の眼」
  物事や人間の真贋を見分ける利休に対する恐怖から、秀吉が利休に
  切腹を命じたとの考え方、うーんなるほど。


「戦国武将列伝(2)秀吉」縄田一男編 (徳間文庫)

読書期間:2015年10月26日~2016年1月5日
発行所:徳間文庫

ページ数:349ページ(解説含む)
価格:本体505円

現在は絶版になっているようです。

戦国武将列伝秀吉.jpg


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最終更新日  2017/08/20 06:39:50 AM
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