ワルディーの京都案内

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2016/02/27
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年11月3日の記事≫  

 50歳を過ぎたことだし年に一度は健康チェックを受けよう――。秋田県湯沢市に住む元小学校教諭のKSさん(60)は2008年2月、そんな気持ちで受けた人間ドックで異常を指摘された。

 CT検査をしたところ、両肺に囲まれた「縦隔(じゅうかく)」という部分に、腫瘍(しゅよう)の疑いがあると指摘された。ただ、「良性の可能性がある」とも言われた。

 40代で甲状腺がんの手術を受けたが、その後は状態が安定していた。以前、胆嚢(たんのう)にポリープが見つかったこともあるが、特に治療は必要なかった。そうした経緯もあり、今回もそれほど深刻には受け止めなかった。

 3月、自宅から車で30分ほどの横手市にある平鹿総合病院を受診した。甲状腺がんの再発の疑いも考慮され、CTなどの詳しい検査を受けた。後日、医師から結果を説明された。「胸腺腫の疑いがあります」

 一瞬、頭が真っ白になった。

 「胸腺って何? どこにあるの?」。初めて聞く言葉だった。

 胸腺は縦隔の一部で、胸骨の裏側にある握りこぶしほどの器官。良性の場合もあり、診断と治療のため手術を受けるよう勧められた。タイプによっては、手術後に放射線治療が必要になるという。

 「この先、どうなるんだろう」。病気へのイメージもわかず、漠然とした不安に駆られた。

 「悪いものがあるなら、とってもらうのが一番。手術をすれば、きっと大丈夫なんだ」。知識もなく、そう思うしかなかった。

 当時、小学校の特別支援学級の教諭として、自閉症などの障害を抱えた子どもたちと向き合っていた。一人ひとりの個性や、その日の気分や体調に合わせて指導を組み立てる仕事を続けて約30年。どんなに経験を積んでも一筋縄ではいかない。難しくもあり、やりがいもあった。

 長く休めば周りに迷惑をかけると思ったが、やむを得ず3カ月の病気休暇をとることにした。仕事の整理や引き継ぎに追われた。病気についてほとんど調べる余裕もないまま、手術の日を迎えた。

 患者数が極端に少ない「希少がん」との長い付き合いが、始まった。






>患者数が極端に少ない「希少がん」との長い付き合いが、始まった。

 胸腺腫の罹患率について調べてみました。胸腺腫は、国内では人口10万人あたり0.44~0.68人が罹患(りかん)すると推計されています。胸腺がんは、胸腺腫よりもさらに発生率が低く非常にまれな疾患です。

 私が罹った軟部肉腫は、推定罹患(りかん)率が10万人に3.6人で、これでも稀な罹患率と言われました。

 胸腺腫はこれの10分の1。ネットなんかでも、患者さんの体験記などを見つけるのは容易ではないかもしれません。


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最終更新日  2019/02/27 07:22:40 PM
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