ワルディーの京都案内

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2016/03/26
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テーマ: 癌(3526)
カテゴリ: 癌治療情報



≪2015年12月11日の記事≫ 

 今回は「甲状腺と新薬」編に寄せられた感想を紹介します。

 ●定期検査の大切さ感じた

 今年の夏、のどの痛みを感じ、病院で超音波検査を受けたところ、甲状腺に腫瘍(しゅよう)が見つかりました。詳しい検査の結果、悪性の腫瘍とわかり、甲状腺を半分切除する手術を受けました。

 手術の傷も癒え、自分ががんだったことも忘れかけていました。そんな時に、甲状腺がんの連載が始まりました。連載に登場した女性の経過が気になって、「この方がお子さんの成長を見守れますように」と、祈りながら読んでいました。

 私は病院で事務の仕事をしています。勤務先の病院で安心して治療を受けられました。また、子どもの一人が看護師なので、家でも病気について相談することができました。

 医師から「経過がよければ診察の間隔は徐々にあくけれど、5年再発しなかったとしても完治ではありません。検査はずっと受け続けてください」と言われました。

 この連載を読み、定期検査の大切さを改めて感じました。

 (岡山県 女性 50歳)


 ●新薬の副作用に悩む

 連載では、新薬の副作用に悩んだ女性が、服用を中断したエピソードが紹介されていました。私も今、新薬の副作用に苦しんでいます。医師も、服用を続けるかどうか判断が難しいようです。

 新薬を飲む前、放射性ヨウ素内用療法を何度か受けましたが、十分な効果は得られませんでした。今年3月から新薬を飲み始めたところ、腫瘍が縮小する効果が確認できました。新薬は私にはぴったりだと思いました。しかし、飲み始めてからすぐに下痢などの副作用が出て、飲み続けたくても気力や体力がついていきません。

 甲状腺がんが背骨に転移したときに受けた放射線治療の影響で、足にまひがあります。不自由な生活ですが、なんとか日常生活をこなしています。薬の副作用と思われる吐き気や倦怠(けんたい)感が出ると、足の調子も悪くなります。服用を中止すると、体調もよくなります。

 薬の効果に期待したい半面、副作用にどう対応したらいいのか悩ましいです。

 (佐賀県 女性 55歳)


甲状腺の一部を摘出する手術の説明書=「甲状腺と新薬」編から
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 薬は副作用がきついとき、止めるという選択肢がありますが、放射線治療はあとで副作用が出てくることが多いので、副作用が出てきたときはどうしようもないことが多いと思います。まさに「賭け」のようなものです。

 私は粒子線治療を受けましたが、放射線治療同様、後から起こる副作用があります。

 まずは照射部の皮膚炎。これは照射を初めてしばらくして起こりましたが、照射を終えて1ヵ月くらいがピークだったでしょうか。赤くなる程度の症状で軟膏を塗布する程度の治療で間もなく治まりました。しかし、黒ずみは残っています。一生残ると思いますが、男性で高齢、かつ背中ですし、普段人目に触れるところではないので、気になるものではありません。

 次に照射部の皮膚の下が炎症を起こして、その回りの組織も含めて、痛くて生活に支障が出る時期がありました(退院してから、半年くらいの時期)。照射部が痛いだけではなく、その影響と思いますが、左手が痛くなったり、肩が凝ったりもしました。それは、退院してから、3ヶ月目から2ヵ月くらいの期間で、かなり経過してから起こりました。今は触ってみると、皮膚下の組織が硬化しているのは分かりますが、痛みなどはなく生活に支障はありません。

 一番心配しているのが、腎不全です。腎臓にもわずかですが、粒子線が当たっており、その影響で腎不全になるリスクが非常に高いのです。すでに腎盂癌で片方の腎臓を摘出しているので、この残った腎臓が腎不全になれば、透析をする必要があります。1ヵ月に一度の血液検査をしてもらっていますが、少しずつクレアチニン値が高くなって現在1.5程度です。この値が5とかになったら、透析をする必要がありますが、まだまだその値には遠く、いつか値が高止まりしてくれることを祈っています。

 粒子線治療については、特別の医療機関で治療をして、治療後は元の病院に戻って、経過観察や追加治療をするのが一般的です。私もそうです。しかし、元の病院の医師は通常粒子線治療については知見がなく、副作用についても判断できないのが普通です。ですので、血液検査やCTのデータを、粒子線治療機関に定期的に送ってコメントをもらっています。

 治療については、こんな治療、こんな生存率というような情報はネットにあるのですが、副作用については、ほとんどありません。ですから、照射部が痛くなったとき、これが普通起こるものなのか、治っていくものなのか、治るとするとどれくらいで治るのかなど全く分かりませんでした。粒子線医療機関には、副作用についても情報が蓄積されてきているはずなので、粒子線治療についての副作用のデータベースが整備されればいいのにと強く思いました。


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最終更新日  2019/03/09 07:56:28 AM
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