ワルディーの京都案内

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2016/06/30
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

松尾大社 (京都市西京区)の氏子らが、神社に奉納する米を育てる 「神饌(しんせん)田保存会」 をこのほど結成した。長年、田の管理を担っていた男性が昨年急死し、栽培の継続が危ぶまれたが「次代に田を残していこう」と有志が決意。今年の田植えも無事に終わり、青々とした稲が育っている。

 田は約80平方メートルで、2005年に駐車場の一角に作られ、翌年から栽培が始まった。氏子で農業などを営む山口重典さんが神社の依頼を受け、苗作りから脱穀、神饌米の奉納までを毎年、中心になって担ってきた。

 昨年2月、山口さんが病気で急死。妻扶滋恵さん(62)は「夫は神饌田に強い思いがあったのか、亡くなる前も田のことを頼むと話していた」という。

 中心人物を突然亡くし田植えの継続も危ぶまれたが、昨年、山口さんの作業を手伝ってきた氏子有志約15人が、遺志を継ごうと決意。作業を分担するなど協力しあって、田植えから稲刈り、奉納までを例年通りに終えた。

 若い世代に田を引き継いでいこうと神社と協力して組織化することに決め、昨年10月に会を発足させた。今月5日には発足後初の田植えが行われ、地元の子どもたち12人が泥に足を入れながら、丁寧に手植えした。

 粟津隆会長(78)は「神饌田は、関わる地域住民同士のつながりが生まれる場所。山口さんが大切にした田をこれからも守っていきたい」と話す。収穫の抜穂祭は10月に営む。


神饌田で稲穂の成長具合を確かめる粟津会長(左)や神職ら保存会のメンバー=京都市西京区・松尾大社
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最終更新日  2019/04/08 07:18:06 PM コメントを書く


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