ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/11/29
XML
カテゴリ: 京都のニュース
2016年

 江戸後期の大名茶人 松平不昧 (ふまい)の 二百回忌 を前に、ゆかりの深い京都市北区の 大徳寺孤篷庵 (こほうあん)で、不昧の茶室の再建が進められている。不昧が最晩年に建てた茶室で、古図をもとに往時の面影をたどる。来年4月の茶室披(びら)きを目指している。

 同庵は、江戸前期の大名茶人 小堀遠州 が建て、隠居所とした。江戸中期に焼失したが、遠州を崇敬する不昧が再建。さらに自らの京都での菩提所(ぼだいしょ)とするため、同庵西側に 大圓庵 (だいえんあん)を構えた。仏間だけでなく、広間や小間の茶室を備え、不昧の好みを凝らした空間だったという。1817年1月、席披きの茶会をしたが、翌年亡くなった。52年春、失火で焼失し、位牌所(いはいじょ)だけは復興したが、茶室は再建されず、古図に残るだけだった。

 来春、不昧の二百回忌を迎えるにあたり、孤篷庵の小堀亮敬住職(48)らが茶室の復興を計画。有志に呼びかけ、同庵や不昧の地元の松江市に残る古図をもとに、ほぼ元の場所に、2畳と3畳の小間、8畳の広間を再建することになった。



 監修にあたった中村昌生・京都工芸繊維大名誉教授は「従来の茶室の決まりに従いながら、それを破るようなことをしている。不昧の最晩年の、自らの茶の境地を表現した重要な茶室の再現だ」と意義づける。

 小堀住職は「わずか35年ほどしかなかった茶室だが、今回再建することで次世代への文化の継承にもなれば」と話しており、今後、命日の4月24日に、法要を兼ねた大圓庵茶会を開いていく。有志の協力も募っている。問い合わせは孤篷庵TEL075(491)3698。


松平不昧の二百回忌を前に再建が進む大圓庵の茶室(京都市北区・孤篷庵)
20161128-192033tyasituue.jpg

松平不昧らの位牌堂。扁額は不昧の自筆
20161128-212150tyasitunaka.jpg

焼失した大圓庵の古図。黒い墨書きは復興した位牌所、中央右よりの赤字の部分に茶室があった
20161128-212222tyasitusita.jpg


よろしかったらぽちっとお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村




「京都のニュース」カテゴリー
http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=20

「京都の行事・お祭り案内」カテゴリー
http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=32

「京都検定過去問」カテゴリー
http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=28





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019/05/14 06:06:15 PM コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: