ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2019/10/23
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テーマ: 京都。(6435)
カテゴリ: 京都案内
【 2019年 10月23日(水)】

 事務所勤務途上、東洞院通の風景シリーズです。

 前回勤務時、道中のお地蔵さんの祠の数をカウントしましたが、今日は町家の軒先の屋根に乗っている「鍾 馗(しょうき)さん」 の数を数えてみました。


 「鍾馗さん」については、京都伏見の有名な瓦の会社「浅田製瓦工場」の「京瓦.com」に分かりやすい説明があったので、それをそのまま紹介します。


「鍾馗さんの物語」



玄宗の夢の中に一匹の小さな鬼が現れ、玄宗の玉笛とを 妻「楊貴妃」の匂い袋盗もうとしました。 鬼の手が玄宗にかかろうとした時、髭面の大男が現れ鬼を引き裂いてあっという間に退治してしまったのです。

夢の中に現れた髭面の大男は「鍾馗」と名乗り、玄宗に跪いて「科挙(※)の試験に失敗したことを恥じ、自ら命を絶ったにもかかわらず、帝に手厚く葬っていただいたことを感謝しております。今日はその恩に報いるため参りました。」と話した。

玄宗が夢から覚めると病はすっかり癒えて元気になっており、鍾馗が鬼を退治し帝の病が癒えたという話は、 あっという間に国中に広まり、髭面の鍾馗は道教の神として祭られるようになったということです。

※科挙・・・隋~清の時代まで行われた官僚登用試験のこと


何故、京都を中心に広まったの?

京の街並みには欠かせない屋根の上の鍾馗さん、魔除け・厄除け・学業成就にと飾られているのですが、それには京都に伝わるこんな謂れがあるからです。

昔、京都の三条に薬屋が新しく店を構えて大きくて立派な鬼瓦を葺きました。するとお向かいの奥さんが原因不明の病に倒れてしまいます。病を治そうと原因を探ると、薬屋の立派な鬼瓦により跳ね返った悪いものが向いの家に入ってしまうからだということがわかりました。そこで鬼より強い鍾馗さんを伏見の瓦屋に作らせ、魔除け・厄除けに据えたところ病が完治したというのです。それ以降、京都では鬼瓦の対面に鍾馗さんを据えるようになったようです。

そんな謂れの鍾馗さんですが、どうして京都中心に広がったのかというと、向かいの家が鍾馗さんを上げると、文句は言わず黙って同じように自分の家にも鍾馗さんを上げるという京都人の性格にもあったようです。ただ、ご近所同士にらみ合いにならないように正面を向いていない鍾馗さんも多く、他にも微笑み返しとしての「おたふく」を対面に据える場合もあるようです。



五条通から竹屋町通、約2kmの間に11もの「鍾馗さん」を発見しました。写真はズームして撮ったので、ブレているのもあります。ご容赦を。前出の「おたふく」もありました。

















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最終更新日  2020/08/30 12:35:28 PM
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