ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2020/05/25
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テーマ: 京都。(6078)
カテゴリ: この本読みました
2020年 5月25日(月)】

 今日はももとは昼間は何もなかったのですが、会の所用ができて、午前中の遅い時間には出掛けました。感染リスクを避けるため、今回も車で往復し、歩いて30分くらいの光照院の安価なコインパークに停め、散歩も兼ねました。


 図書館から借りた4冊の本を読み終えました。その時点では図書館の貸し出し再開はしていなかった(その後5月23日に再開)ので、手持ちの本の中から選んで、散歩の際に二宮金次郎読みしています。その一冊目が「仏教の常識がわかる小辞典」です。



著者  :松濤弘道(まつなみこうどう)
発行所 :PHP研究所
発行日 :2002年7月(初版)
ページ数:271ページ 新書版
価格  :780円+税(購入当時)
私の読書期間:2020年5月17日~23日







 上記のように初版は2002年ですが、所持している本は2007年10月付け初版第9刷となっています。2006年10月に米国赴任から帰国して、ダイエットのために歩きによる京都の寺社巡りを始めました。それで仏教のことを勉強するために買った一冊だと思います。恐らくそのときに読んだとは思うのですが、内容は記憶は残っていませんでした。当時は知識も何もなく、今から思えば、形式的に寺社巡りをしていただけだったので、頭の中に残らなかったのでしょう。

 それから10年後京都で観光ガイドをするようになり、色んなお寺でのガイドも経験し、仏教のことも自然と勉強するようになりました。ですから、今回は読んだときは、「あぁ、あそこのあれか。」とか、内容がすーっと頭の中に入ってくる感じでした。そして今まで個別に学んできたことが、この本で体系的に繋げて理解できたように思います。インドの釈迦の話から、日本の仏教、そして新興宗教に至るまで、時系列での理解にも助けになりました。また我々はとかく京都のお寺だけの勉強に留まりがちですが、日本全国のお寺について書かれており、より広い視点から勉強することができました。


 ただ残念な点が一点。浄土真宗内の宗派につていての記述で、宗派の一つ浄土真宗高田派のことも書かれています。私の家は高田派の門徒で、実家はその本山の寺内町に空き家になっていますが今も残っています。お墓もその本山にあり、その門前のお寺の一つの檀家で法要もそのお寺にお願いしています。その本山は高田本山専修寺(せんじゅじ)で「三重県津市」にあります。ところがこの本ではあろうことか「滋賀県大津市」となっていました。時々、大津市と津市を混同する人はいるにはいます。しかし、仏教の専門家が、本山の一つの所在地を間違えるというのはちょっといただけません。他にも間違いがあるかもと思ってしまいます。

 とはいうものの、仏教を体系的に一通り勉強するには好ましい一冊です。題名どおり、「小辞典」のような形態にもなっています。借りた本ではなく、手持ちなので、これから必要に応じて引っ張り出して活用したいと思います。






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最終更新日  2021/05/20 09:07:51 AM
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