ワルディーの京都案内

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2026/08/18
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テーマ: 京都。(6436)
カテゴリ: 京都研究
2017年度から、京都産業大学日本文化研究所の上席特別客員研究員を務めさせていただいています。

最初の年に決めたテーマは、ずっと変えることはできません。私のテーマは「伏見稲荷大社の不思議研究」です。過去、次のような小テーマを設定して研究してきました。


◎’平成30年度(2018年度) 『お滝』の成立過程と現状 その2
◆令和元年度(2019年度) 「知られざる伏見稲荷大社」研究とフィールドワーク設計・実施
◎令和2年度(2020年度) 『伊勢國一身田』の刻字のあるお塚
◆令和3年度(2021年度) 「熊鷹社」の「お塚」研究
◆令和4年度(2022年度) 「清めの滝」の「お塚」研究
◆令和5年度(2023年度) 「権太夫の滝」の「お塚」研究
◆令和6年度(2024年度) 「八嶋の滝」の「お塚」研究
◎令和7年度(2025年度) 「千本鳥居」の研究


◎はこのブログでも研究成果をすでに公表してきたものです。ただし、◎'については、その年の研究成果そのものではなく、同じような内容を「京(みやこ)カレッジ」という講座で発表した内容としました。

2021年度から2024年度は、各「お塚」個別に研究しました。

これからしばらく、それらについて、多少手を加えて研究内容をしたためさせていただきます。

まず最初は「熊鷹社の『お塚』研究」です。

****************************************
熊鷹社の「お塚」研究 その1

1.はじめに
 伏見稲荷大社の社領とその周辺の景観を特徴づけているのが、多くの「お塚」群である。過去の「お滝」の研究で示してきたように、ほとんどの「お滝場」には「お塚」が祀られている。昨年度から、その「お塚」に焦点を当て、研究を進めている。昨年度は荒木神社内の私の生誕地に由来する「お塚」についてピンポイントの研究を行った。今年度から、「お塚場」ごとに各「お塚場」全体をとらえて研究を進めていく。「お塚場」の数は、30箇所以上あると考えられ、今年度は 「熊鷹社」 のお塚群について、現地踏査による調査を行った。


2.熊鷹社
熊鷹社は「お山巡り」の主経路にある「お塚場」のなかでは、 最も奥社から近い 最も多くの観光客が訪れる 「お塚場」であるだろう。観光客は「千本鳥居」の景観に続き、ここで「お塚」群の特異な景観に驚かされることになる。ここでは、ほとんどのお塚に朱塗りの木製小鳥居が多数供えられている。管理茶屋「竹屋」のご主人によると、この小鳥居はそれぞれの「お塚」の関係者によって奉納されたものとのことなので、大部分の「お塚」が持ち主により継承され維持されているということであろう。
 一見、伏見稲荷大社の社領地内のように見えるが、地図で確認すると、熊鷹社および三辻から熊鷹社への参道は、深草開土町口町が半島のように突き出た部分にあり、住所が伏見稲荷大社とは異なるので社領地外かもしれない。しかし、伏見稲荷大社の末社という扱いになっている。

下記地図で熊鷹社の位置を示す。


熊鷹社の位置



神秘的な雰囲気の漂う社殿



谺(こだま)ヶ池(新池)
行方不明になった人を探す時にこの池のほとりで手を叩き、こだまが返って来た方角に手がかりがあるという





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最終更新日  2026/08/18 12:05:25 AM
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