さばトンドルすたじお

さばトンドルすたじお

2008.07.30
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カテゴリ: あ~あっ
現代家電の基礎用語: 第12回:電球形蛍光灯とは
コラム: 家電製品ミニレビューパナソニック「パルックボール・プレミアQ」

世の流れは、CO2削減優先で、白熱電球もいずれ消えていく運命です。
電球型の蛍光灯も、だんだん良くなってきてますが、よく考えて使わないと・・・

「点滅による寿命の短縮」は、結構有ります。

「長寿命、約13,000時間」というのは、JIS規格試験基準の165分ON/15分OFFという条件です。
「点滅性能、約40,000回」というのは、10秒点灯、10秒消灯の点滅寿命という試験条件です。

この両方とも実現することは無いのです。

例えば、家庭のトイレの場合・・・

40,000回より点滅寿命は長いでしょうから、10年・43,800回以上は持つでしょう。
1回5分として、5分×43,800回=3,650時間
トイレのような点滅条件では、たぶん13,000時間まで使えないのです。

ですから「電気代約80%カット、シリカ電球60形(54W)と一灯取り替えるだけで電気代は約13,000円削減」というのは、定格寿命の13,000時間使った時だけです。

トイレ程度だと、白熱電球でも10年使っても、電気代は4,000円ちょっとです。
(3,650h×0.054kW×22円/kWh=4,336円)

まあこの蛍光灯ボールだと、80%カットできれば、10年で900円足らずの電気代で済みますから、間違いなくエコなんですけど。

蛍光灯だと、点滅回数のせいで非常に短寿命だったり、リサイクルするのに費用がかかりますし、有害物質も含まれてますからねぇ・・・

切れてない電球を換えるのは抵抗が有るし、ちょっと暗めの電球でこまめに点滅かなぁ・・







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最終更新日  2008.07.30 17:05:01
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