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昨日は、一昨日にうって変わって、気持ちのいい秋晴れ
仕事休みの主人が朝、スポティファイで音楽をかけてくれた。
今の気分は、さえりんが大好きだったジブリの音楽セレクション。
そんな中ある曲を聴いてたら、主人も私も自然に涙がこぼれた。
いつも何度でも
(千と千尋の神隠し)のテーマソング
この曲はいい曲ですが、私たちにはとっても思い出がある、一曲・・・
さえりんは中学に入学してから、地元の中学の特別支援学級に入った。
そこは8組・9組と呼ばれ、1年生から3年生までが一緒に授業を行い、
8組が情緒障害児クラス、9組が知的障害児クラスでした。
さえりんは知的は軽いため、情緒の8組に入っていた。
この8・9組は担任の先生が一人ずつ付いて、生徒は合わせて12人。
よく合同で体育や音楽、作業、行事、イベントに参加していた。
さえりんが1年生で入った時、先生はウクレレをみんなに教えた。
先生自身も教室に通い、みんなで演奏会をやろうと計画した。
1年生のとき、11月の文化祭の日に、いつもの教室で演奏会をした。
全員が覚えて演奏できたのは1曲。
それが 「いつも何度でも」
お客さんは生徒の保護者と、廊下にはたくさんの同級生たち。
さえりんたちは、たどたどしく、でも真剣に一生懸命に演奏した。
私はとっても感動し、涙、涙、涙・・・
演奏が終わると、みんなから拍手喝采!!アンコールで3回演奏した。
その様子を見ていた女性の校長先生は、
「来年はもっと練習して、体育館で全校生徒の前で演奏会をやろう!」
と提案してくれた。
それから1年後、さえりんが2年生のとき、演奏会は実現した。
11月の文化祭ではなく、12月に音楽鑑賞会として授業の一貫で、
プロのウクレレ奏者の人を呼んで、体育館で全校生徒の前で行われた。
なんと、校長先生もお忙しい中練習されて、一緒に参加してくれた。
私たち保護者は招待されて、見せてもらった。
プロの人が何曲か演奏し、最後に、8・9組のみんなが出てきて
校長先生も一緒に、さえりんたちは緊張しながら、頑張って演奏した。
終わった後のホッとした、みんなの笑顔がとっても可愛かった(*^_^*)
いつも何度でも
を聞いていたら
、 さえりんのあの時の笑顔を思い出す・・・
歌詞をよく聞いたら、まるで今のさえりんと重なる・・・涙か止まらない
繰り返すあやまちの そのたび ひとは
ただ青い空の 青さを知る
果てしなく 道は続いて見えるけれど
この両手は 光を抱ける
さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ
呼んでいる 胸のどこか奥で いつも何度でも 夢を描こう
かなしみの数を 言い尽くすより 同じくちびるで そっとうたおう
閉じていく思い出の そのなかにいつも
忘れたくない ささやきを聞く
こなごなに砕かれた 鏡の上にも
新しい景色が 映される
はじまりのあさの 静かな窓
ゼロになるからだ 充たされてゆけ
海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから
出典: いつも何度でも/作詞:覚和歌子 作曲:木村弓
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