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さえママ1107
さえりんの部屋へ来ていただいてありがとうございます 2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です 娘を想いながら日々を一生懸命生きています
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2020年06月08日
カテゴリ： 親の願い
「 あなたは、人を殺したいと思うほど憎んだことがありますか？？」
たぶん殆どの人が「ない」と答えるでしょう。
もちろん私も一年前まではそうでした。
今までそれほど悔しい思いも、悲しく辛い出来事のなかったのだから。
何も知らず平凡で幸せだったあの頃の私は、こんな当たり前の生活が
この先も、ずっと 一生続くと信じて疑いませんでした。
一年前のあの日までは・・・・・
一昨日は急でしたが、次女と2人で振袖選びをして、半日過ごした時間が
久しぶりに心から和んでとっても楽しかったです。
数ヵ月ぶりに見た、次女の満足そうで、はにかんだ嬉しそうな笑顔が、
母親として娘の成長が感じられ、一番の幸せだなって思いました。
本当に一年ぶりに至福な時間でした。
その夜、主人がさえりんの振袖を選びに行ったときの動画を見せてくれました。
今から2年前の5月の事です。この時は主人と私とさえりんで市内の昔ながらの
呉服屋さんへ見に行きました。奥の部屋へ通されて店主とご年配の女性が、
さえりんの希望を聞いて似合いそうな振袖を何着か選んで着せてくれました。
執着の少ないさえりんは、3着目くらいで直感でこの赤い振袖を選びました。
お店の人も「良く似合うよ！」と言ってくれたので、さえりんは気を良くして
「今度妹もここへ連れてきて、あの子も気に入ってくれたらこれ買おうよ！」と
振袖を仮予約して、にこにこ笑顔で言うのです。
たった2年前なのに、もう随分遠い昔の事のように感じられました。
主人が撮った動画はほんの短い時間でしたが、見たら胸が苦しくなり
切なくて泣きそうになりました・・・(>_<)
あの頃が正真正銘の人生で一番の至福な時間だったのです。
その一年後に、我が家の幸せはこんなにも儚くあっけなく壊されてしまうなんて
主人も私も妹も、さえりん本人だって、誰も知る由もなかったのです・・・
次女の振袖選びから一日たって、昨日の日曜日は次女は午後からお友達と
遊びに行ってしまい、なんだか一人取り残されたようにぽつーんと寂しく
なりました。楽しく幸せを感じた後だったから余計に寂しくなったのです。
少しの間何もする気が起きなくてぼーっとさえりんの事を考えて過ごしました。
だけど、私の心の中で誰かが言いました。
「今は逃げてる場合じゃないんだよ。今できる事をやらなくっちゃ！」 と。
私はようやく重い腰を上げて、意見陳述の文章を考えることにしました。
この意見陳述の文章は一番初めはさえりんが亡くなってから2ヶ月後の8月に
書いています。その頃はまだいつ刑事裁判になるのか、起訴すらされるのか
どうかも分からずに、それでも何もしていないと気が狂いそうだったから、
被害者サポートセンターで頂いた冊子を見ながら裁判を想定して書いたのです。
次は秋ごろ、その次は冬に、どんどん上書きして気持ちを書きました。
振り返って見れば、私の文章はどんどん激しく強くなって厳しい感情を、
加害者にストレートにぶつけて書いているのです。
人はよく時間が経てば怒りも和らぐのではと思うかも知れませんが、全く逆です！！
時間が経てば経つほどに、いくら冷静に考えても何故？？どうして？？が
込み上げて怒りの温度は頂点に達し、加害者が憎い悔しい！！
死ぬべきは、何も悪くないうちのさえりんではなく、
職業ドライバーのくせにうっかりで人の娘をトラックで踏みつけにし無惨に殺し、
自分はろくな謝罪にも来ないで、のうのうと生きているお前のほうではないか！！
と、処罰感情に加え、殺したいほどの憎しみが渦巻くのです！！！
担当検事からも、刑事裁判３回目の私の意見陳述の文章をまだ見本でいいので
Ｎ弁護士を通して早めに一度見せて下さいと言われているのです。
しかしなかなか目を向けるのが辛くて、取り掛かれなかった意見陳述の文章です。
たった１０分の短い時間で如何に私の想いが相手と裁判官に伝わるように書ける
のか、いかに処罰感情と憎しみを強く深く表現できるのか、課題は山積みですが、
最初で最後の親からの娘への深い想いを伝える場でもあります！
辛くて悲しくて、緊張して逃げたい気持ちでいっぱいですが、
やっぱりさえりんのために頑張ろうと思うのです！！
だってたった２０歳で突然殺されてしまったさえりんの痛みや無念や悲しみを、
あの女にぶつけられるのは、私だけなんだから！！！！
（さえりん４歳公園にてpart３お花見）
ご訪問いただきありがとうございます！！
いつも温かいコメントありがとうございます
よろしければこちらも応援おねがいします。
さえパパの 「可愛いさえりん１分間動画💛」 ぜひ見にきてね！！
さえりん動画はこちら
さえりんの部屋別館
＜お礼＞
昨日 夕方、一生懸命文章を考えながらちょっと現実逃避でウトウト( ˘ω˘)ｽﾔｧ
居眠りしていたら、家のドアフォンが鳴りました。
先日さえりんの祥月命日の日の夕方来てくださった、Ｏさんがなんと！！！
さえりんの大好物の具材の入ったうどんをテイクアウトで作って持ってきて
下さったのです(≧▽≦)
しかも、アルバイトの高校生の女の子達とパートの先輩のメッセージ付きで！！
早速さえりんにお供えして、私もメッセージを読みながらカレーうどんを 頂いたら
美味しくて、嬉しくて、懐かしくて、感激して涙が出ました！！！
○○製麺の皆さん、Ｏさん、店長さん、本当にありがとうございました！！！
みなさんに力を頂いて、また頑張ります！！！
たぶん殆どの人が「ない」と答えるでしょう。
もちろん私も一年前まではそうでした。
今までそれほど悔しい思いも、悲しく辛い出来事のなかったのだから。
何も知らず平凡で幸せだったあの頃の私は、こんな当たり前の生活が
この先も、ずっと 一生続くと信じて疑いませんでした。
一年前のあの日までは・・・・・
一昨日は急でしたが、次女と2人で振袖選びをして、半日過ごした時間が
久しぶりに心から和んでとっても楽しかったです。
数ヵ月ぶりに見た、次女の満足そうで、はにかんだ嬉しそうな笑顔が、
母親として娘の成長が感じられ、一番の幸せだなって思いました。
本当に一年ぶりに至福な時間でした。
その夜、主人がさえりんの振袖を選びに行ったときの動画を見せてくれました。
今から2年前の5月の事です。この時は主人と私とさえりんで市内の昔ながらの
呉服屋さんへ見に行きました。奥の部屋へ通されて店主とご年配の女性が、
さえりんの希望を聞いて似合いそうな振袖を何着か選んで着せてくれました。
執着の少ないさえりんは、3着目くらいで直感でこの赤い振袖を選びました。
お店の人も「良く似合うよ！」と言ってくれたので、さえりんは気を良くして
「今度妹もここへ連れてきて、あの子も気に入ってくれたらこれ買おうよ！」と
振袖を仮予約して、にこにこ笑顔で言うのです。
たった2年前なのに、もう随分遠い昔の事のように感じられました。
主人が撮った動画はほんの短い時間でしたが、見たら胸が苦しくなり
切なくて泣きそうになりました・・・(>_<)
あの頃が正真正銘の人生で一番の至福な時間だったのです。
その一年後に、我が家の幸せはこんなにも儚くあっけなく壊されてしまうなんて
主人も私も妹も、さえりん本人だって、誰も知る由もなかったのです・・・
次女の振袖選びから一日たって、昨日の日曜日は次女は午後からお友達と
遊びに行ってしまい、なんだか一人取り残されたようにぽつーんと寂しく
なりました。楽しく幸せを感じた後だったから余計に寂しくなったのです。
少しの間何もする気が起きなくてぼーっとさえりんの事を考えて過ごしました。
だけど、私の心の中で誰かが言いました。
「今は逃げてる場合じゃないんだよ。今できる事をやらなくっちゃ！」 と。
私はようやく重い腰を上げて、意見陳述の文章を考えることにしました。
この意見陳述の文章は一番初めはさえりんが亡くなってから2ヶ月後の8月に
書いています。その頃はまだいつ刑事裁判になるのか、起訴すらされるのか
どうかも分からずに、それでも何もしていないと気が狂いそうだったから、
被害者サポートセンターで頂いた冊子を見ながら裁判を想定して書いたのです。
次は秋ごろ、その次は冬に、どんどん上書きして気持ちを書きました。
振り返って見れば、私の文章はどんどん激しく強くなって厳しい感情を、
加害者にストレートにぶつけて書いているのです。
人はよく時間が経てば怒りも和らぐのではと思うかも知れませんが、全く逆です！！
時間が経てば経つほどに、いくら冷静に考えても何故？？どうして？？が
込み上げて怒りの温度は頂点に達し、加害者が憎い悔しい！！
死ぬべきは、何も悪くないうちのさえりんではなく、
職業ドライバーのくせにうっかりで人の娘をトラックで踏みつけにし無惨に殺し、
自分はろくな謝罪にも来ないで、のうのうと生きているお前のほうではないか！！
と、処罰感情に加え、殺したいほどの憎しみが渦巻くのです！！！
担当検事からも、刑事裁判３回目の私の意見陳述の文章をまだ見本でいいので
Ｎ弁護士を通して早めに一度見せて下さいと言われているのです。
しかしなかなか目を向けるのが辛くて、取り掛かれなかった意見陳述の文章です。
たった１０分の短い時間で如何に私の想いが相手と裁判官に伝わるように書ける
のか、いかに処罰感情と憎しみを強く深く表現できるのか、課題は山積みですが、
最初で最後の親からの娘への深い想いを伝える場でもあります！
辛くて悲しくて、緊張して逃げたい気持ちでいっぱいですが、
やっぱりさえりんのために頑張ろうと思うのです！！
だってたった２０歳で突然殺されてしまったさえりんの痛みや無念や悲しみを、
あの女にぶつけられるのは、私だけなんだから！！！！
（さえりん４歳公園にてpart３お花見）
いつも温かいコメントありがとうございます
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＜お礼＞
昨日 夕方、一生懸命文章を考えながらちょっと現実逃避でウトウト( ˘ω˘)ｽﾔｧ
居眠りしていたら、家のドアフォンが鳴りました。
先日さえりんの祥月命日の日の夕方来てくださった、Ｏさんがなんと！！！
さえりんの大好物の具材の入ったうどんをテイクアウトで作って持ってきて
下さったのです(≧▽≦)
しかも、アルバイトの高校生の女の子達とパートの先輩のメッセージ付きで！！
早速さえりんにお供えして、私もメッセージを読みながらカレーうどんを 頂いたら
美味しくて、嬉しくて、懐かしくて、感激して涙が出ました！！！
○○製麺の皆さん、Ｏさん、店長さん、本当にありがとうございました！！！
みなさんに力を頂いて、また頑張ります！！！
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