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さえママ1107
さえりんの部屋へ来ていただいてありがとうございます 2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です 娘を想いながら日々を一生懸命生きています
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2022年12月06日
カテゴリ： オタク活動
私はこの歳になって知ったことがたくさんあります。
「オタ活」＝オタク活動。「ラップラ」＝ラップライン（ラップを歌う人たち）。「参戦」＝コンサート・ライブなどに参加すること。オタク＝ファンのこと。
「K-POP」＝1990年代「コリアンポップス」と呼ばれる韓国ポピュラー音楽の通称。他にもたくさん 今まで５５年間生きていて知らなかった世界へと次女の道案内で引きずり込まれて（自ら望んで）いるのです(⌒▽⌒)アハハ!
今日は半年間ずーっと心待ちにしていた、日韓のK-POP男性アイドルグループTREASURE（トレジャー）のコンサートが名古屋の日本ガイシホールで行われ初めて次女と一緒に参戦します。 イイ歳したオバサンがとってもお恥ずかしいのですがこの際気にしません！！ 私はおまけの人生を自分流に楽しむと決めたのだから！！
実はこの日を楽しみに、怒涛のように忙しかった１１月を乗り切ることができたようなものです。今ではこのイケメンお兄さんたちのオタ活が私が生きるための癒しになっているんです。そしてお楽しみはまだあります。なんと！？ １２月１８日（日）に福岡県のマリンメッセ福岡でのコンサートもチケットが取れたので行ってきます！！
福岡にはさえパパも一緒に家族旅行も兼ねていくことになりました。もちろんさえりんも一緒だよ！！
（昨日、次女と日本ガイシホールを車で通りがかった時にトラックを見つけて！！）
何故このようなことになってしまったのかというと、私なりの深いわけがあるのです。 私は元々若いころからアイドルなんて全然興味がありませんでした。中高生の時はよくジャニーズが流行っていましたが誰も好きになったことなんてなくて友達がキャーキャー言っているいるのを横目に冷めた目で見るような娘時代でした。
高校生の時はジャパニーズロックが流行った時代で「レベッカ」が好きになりコンサートには友達とよく行きました。バンドブームの先駆け的な時代でした。
さえパパと結婚してからは、さえパパが大好きな「ドリカム」のコンサートにいつも連れて行ってもらいました。パワフルな女性シンガーの歌が大好きでした。娘たちも大きくなると一緒にドリカムのコンサートへ行くようになりました。さえりんも喜んでついてきました。
ところが・・・２０１９年６月さえりんが突然亡くなってから、実はその２ヵ月後の８月にドリカムのコンサートのチケットを３人分予約してあったのです。次女は他のバンドが好きになりドリカムにはいかないというので、さえパパと私とさえりんの３人で行くはずだったのです。こんな時に行きたくもなかったのですが散々悩んで、さえりんが行きたかったんだからと代わりに次女と３人で行ったのです。こっそりさえりんの小さな遺影を抱いて・・・でも本当に辛くってさえりんが好きだった歌はもう泣き過ぎてまともに聞けませんでした。その時強く思ったのです！！もうコンサートには一生行くことはない、私たちはもう別世界の人になってしまったんだから・・・(>_<)楽しいこともイベントもすべてもう縁がないことになってしまったのでした。
昨年さえパパが大好きな「空想委員会」というバンドのライブに連れて行ってもらいましたが今年は体調が悪くなり行くことができませんでした・・・
そんな私がどうしてこの息子くらいの年齢の若い男の子たちのK-POPアイドルグループTREASUREのファンになったのかというとそれは今年２月のことです。
その頃民事裁判の最終段階となり、さえりんの無実と名誉を守るため親として必死に闘っていました。私たちのそんな思いが通じたのか女性裁判官の計らいで、加害者を呼び出しての証人尋問をすることが決まりました。私はその証人尋問に立つため陳述書を必死で書いていました。何度も何度も書き直してはろくな謝罪もない加害者への恨みつらみ憎しみ悔しさを文章にすることは本当にキツイ作業で心は荒み疲弊していました。こんな地獄のような苦しみから抜け出すこともっできず、私は人間不信に陥りました。
この社会は「自分さえよければ人の事なんてどうでもいい！！ましてや死んでしまった娘の事なんて死人に口なしでもう人権すらない、生きている加害者ばかりが優遇されて、保険会社は少しでも賠償金を減らすためなら有りもしない被害者の過失を平気ででっち上げてくる」こんな理不尽な社会がほとほと嫌になっていったのです。 私はまたも死にたいくらい苦しくて、この絶望と怒りのやりどころがどこにもありませんでした！！
さえパパもかなり精神的にきつくて愚痴をこぼしたくても喧嘩になるので、そんな時私の唯一の味方は次女しかいませんでした。私はいつも次女の部屋へ逃げ込んで愚痴を聞いてもらっていました。しかし、次女ももう私の愚痴を聞きたくなかったのだと思います。そんな時見せてくれたのが 次女が好きになってハマっていたこのトレジャーの「YG宝石箱」という韓国のオーディションYouTube動画でした。
私は最初は韓国のアイドルなんて全然興味がなかったのですが、かなり過酷なオーディション番組でプロデューサーがもしも日本だったらパワハラで訴えられそうなくらい厳しくて、そんな中で夢のために一生懸命に仲間を想いながら頑張っている青年たちにもの凄く好感が持てて思わずその番組に引き込まれました。その中にまだ若い日本人青年も数名が参加し頑張っていました。1話が終わると「次はこの子たちどうなるの？」ととても気になりました。次女が次々にその番組を見せてくれて数日かかって10話の最後まで見終わるころには、すっかり彼らの魅力にハマっていたのです！！ 夢を実現するためにすべてを捨てての真っ向勝負、自分が落とされるのは嫌だけどそれ以上に共に頑張ってきた仲間が落とされていくことに深く心を痛めて舞台の上で流す涙がとっても新鮮でその優しさと友情にあったかさを感じました！！ 最終的に大勢の中から厳しい審査で選ばれた12人はまるで青い宝石のように輝いて見えました 💎
その頃物凄く人間不信になっていて「人間なんてみんな自分さえよければという生き物なんだ」と落胆して生きる希望すら見失っていた私は、 こんなにも人のために流す涙が本物で美しい韓国と日本の若き青年たちの姿に感動して「人間はまだまだ捨てたものではないんだ」と微かな希望の光が見えて少し救われたような気がしたのです。 これが私がK-POPアイドルTREASUREを推さずにはいられなくなった理由です！！ 今ではこの素直で純粋で夢に向かって傷つきながらも、 仲間と支え合って一生懸命に頑張る10人になってしまった青年たちの姿を、まるで日韓の息子たちのような気持ちで応援しています！！
次女くらいの若い娘ばかりの中でこんなオバサンがファンなんて恥ずかしいですが💦 今日は母親みたいな気持ちで韓国と日本の息子たちの応援に行ってきます(≧▽≦) さえりんも一緒に青い宝石たち💎を探しにオタ活しに行こうね(*´艸`*)
（さえりん20歳の誕生日のお祝い！！）
（一昨日のくらランドクリスマスBBQの様子(*^^)v）
最後までお読みいただきありがとうございます！！
いつも温かいコメントありがとうございます
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「オタ活」＝オタク活動。「ラップラ」＝ラップライン（ラップを歌う人たち）。「参戦」＝コンサート・ライブなどに参加すること。オタク＝ファンのこと。
「K-POP」＝1990年代「コリアンポップス」と呼ばれる韓国ポピュラー音楽の通称。他にもたくさん 今まで５５年間生きていて知らなかった世界へと次女の道案内で引きずり込まれて（自ら望んで）いるのです(⌒▽⌒)アハハ!
今日は半年間ずーっと心待ちにしていた、日韓のK-POP男性アイドルグループTREASURE（トレジャー）のコンサートが名古屋の日本ガイシホールで行われ初めて次女と一緒に参戦します。 イイ歳したオバサンがとってもお恥ずかしいのですがこの際気にしません！！ 私はおまけの人生を自分流に楽しむと決めたのだから！！
実はこの日を楽しみに、怒涛のように忙しかった１１月を乗り切ることができたようなものです。今ではこのイケメンお兄さんたちのオタ活が私が生きるための癒しになっているんです。そしてお楽しみはまだあります。なんと！？ １２月１８日（日）に福岡県のマリンメッセ福岡でのコンサートもチケットが取れたので行ってきます！！
福岡にはさえパパも一緒に家族旅行も兼ねていくことになりました。もちろんさえりんも一緒だよ！！
（昨日、次女と日本ガイシホールを車で通りがかった時にトラックを見つけて！！）
何故このようなことになってしまったのかというと、私なりの深いわけがあるのです。 私は元々若いころからアイドルなんて全然興味がありませんでした。中高生の時はよくジャニーズが流行っていましたが誰も好きになったことなんてなくて友達がキャーキャー言っているいるのを横目に冷めた目で見るような娘時代でした。
高校生の時はジャパニーズロックが流行った時代で「レベッカ」が好きになりコンサートには友達とよく行きました。バンドブームの先駆け的な時代でした。
さえパパと結婚してからは、さえパパが大好きな「ドリカム」のコンサートにいつも連れて行ってもらいました。パワフルな女性シンガーの歌が大好きでした。娘たちも大きくなると一緒にドリカムのコンサートへ行くようになりました。さえりんも喜んでついてきました。
ところが・・・２０１９年６月さえりんが突然亡くなってから、実はその２ヵ月後の８月にドリカムのコンサートのチケットを３人分予約してあったのです。次女は他のバンドが好きになりドリカムにはいかないというので、さえパパと私とさえりんの３人で行くはずだったのです。こんな時に行きたくもなかったのですが散々悩んで、さえりんが行きたかったんだからと代わりに次女と３人で行ったのです。こっそりさえりんの小さな遺影を抱いて・・・でも本当に辛くってさえりんが好きだった歌はもう泣き過ぎてまともに聞けませんでした。その時強く思ったのです！！もうコンサートには一生行くことはない、私たちはもう別世界の人になってしまったんだから・・・(>_<)楽しいこともイベントもすべてもう縁がないことになってしまったのでした。
昨年さえパパが大好きな「空想委員会」というバンドのライブに連れて行ってもらいましたが今年は体調が悪くなり行くことができませんでした・・・
そんな私がどうしてこの息子くらいの年齢の若い男の子たちのK-POPアイドルグループTREASUREのファンになったのかというとそれは今年２月のことです。
その頃民事裁判の最終段階となり、さえりんの無実と名誉を守るため親として必死に闘っていました。私たちのそんな思いが通じたのか女性裁判官の計らいで、加害者を呼び出しての証人尋問をすることが決まりました。私はその証人尋問に立つため陳述書を必死で書いていました。何度も何度も書き直してはろくな謝罪もない加害者への恨みつらみ憎しみ悔しさを文章にすることは本当にキツイ作業で心は荒み疲弊していました。こんな地獄のような苦しみから抜け出すこともっできず、私は人間不信に陥りました。
この社会は「自分さえよければ人の事なんてどうでもいい！！ましてや死んでしまった娘の事なんて死人に口なしでもう人権すらない、生きている加害者ばかりが優遇されて、保険会社は少しでも賠償金を減らすためなら有りもしない被害者の過失を平気ででっち上げてくる」こんな理不尽な社会がほとほと嫌になっていったのです。 私はまたも死にたいくらい苦しくて、この絶望と怒りのやりどころがどこにもありませんでした！！
さえパパもかなり精神的にきつくて愚痴をこぼしたくても喧嘩になるので、そんな時私の唯一の味方は次女しかいませんでした。私はいつも次女の部屋へ逃げ込んで愚痴を聞いてもらっていました。しかし、次女ももう私の愚痴を聞きたくなかったのだと思います。そんな時見せてくれたのが 次女が好きになってハマっていたこのトレジャーの「YG宝石箱」という韓国のオーディションYouTube動画でした。
私は最初は韓国のアイドルなんて全然興味がなかったのですが、かなり過酷なオーディション番組でプロデューサーがもしも日本だったらパワハラで訴えられそうなくらい厳しくて、そんな中で夢のために一生懸命に仲間を想いながら頑張っている青年たちにもの凄く好感が持てて思わずその番組に引き込まれました。その中にまだ若い日本人青年も数名が参加し頑張っていました。1話が終わると「次はこの子たちどうなるの？」ととても気になりました。次女が次々にその番組を見せてくれて数日かかって10話の最後まで見終わるころには、すっかり彼らの魅力にハマっていたのです！！ 夢を実現するためにすべてを捨てての真っ向勝負、自分が落とされるのは嫌だけどそれ以上に共に頑張ってきた仲間が落とされていくことに深く心を痛めて舞台の上で流す涙がとっても新鮮でその優しさと友情にあったかさを感じました！！ 最終的に大勢の中から厳しい審査で選ばれた12人はまるで青い宝石のように輝いて見えました 💎
その頃物凄く人間不信になっていて「人間なんてみんな自分さえよければという生き物なんだ」と落胆して生きる希望すら見失っていた私は、 こんなにも人のために流す涙が本物で美しい韓国と日本の若き青年たちの姿に感動して「人間はまだまだ捨てたものではないんだ」と微かな希望の光が見えて少し救われたような気がしたのです。 これが私がK-POPアイドルTREASUREを推さずにはいられなくなった理由です！！ 今ではこの素直で純粋で夢に向かって傷つきながらも、 仲間と支え合って一生懸命に頑張る10人になってしまった青年たちの姿を、まるで日韓の息子たちのような気持ちで応援しています！！
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