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2017.02.01
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辞書には、『幸せ』とは「心が満ち足りていること」「心の平安」とあるが、
人間の心を満ち足りた状態にするものとして、大きく分ければ
「目に見える外面的なもの」と「目には見えない内面的なもの」の二つがあります。

一つは、
収入や資産、地位や名声、権力や権威の高さという
他人の目にも見える外面的なものがあります。

これらは相対的なものなので、周りを見れば上には上がいて、
他者と比べてなかなか満足することがなく「もっと もっと」と欲望は膨らみ、

それに金や地位などがあればあったで、
他人に盗られたり侵されたりしないかと不安になり落ち着かないものです。
そんな心の落ち着かない状態では、本当に幸せだとは言えません。

もう一つは、
精神や教養の豊かさ、人との関係の豊かさ、過ごす時間の豊かさのように
他人の目には見えない内面的なものがあります。

お金や地位などはなくても、欲望を減じて今に感謝し、
心豊かに幸せ感いっぱいに過ごしている人も沢山います。
これは、目に見えるものによる心の充足ではなく、
心の平安を求めるもので、競争する必要がありません。
まさにブータンの行き方です。


国内総生産ではなく和による国民総幸福度の最大化を目指すことを国のビジョンとして掲げています。
これは、1972年にブータンの先代国王が提唱して以来、国づくりの柱になっています。
その結果、国内総生産が日本の20分の1にもかかわらず、
国民の95パーセントが「自分は幸福」と感じているそうです。

一体何を重視しているのかというと、

心豊かで楽しい時間は、
空間・関係(誰と)・情報(どんな会話をしたか)で成り立っているというのが私の持論だが、
幸せ度の高いブータンで関係が重視されているのもうなずけます。
つまり、心の平安に幸せを求めているのです。

もう一つは、
幸せとは夢を実現することではなく、将来にたいする希望が持て、
その夢に向かって歩き続けるプロセスに感じるものだと思います。

そう言う意味では、いわゆる後進国の方が幸せ感が高いのもうなづけます。
ブータン国内の分析を見ても、
都市部よりも圧倒的に農村部が希望度も満足度が高いことから、
この二つの要素が大きな比重を占めていることがわかります。

それと、生き甲斐(働き甲斐と密接に関連)も幸せの大きな要素となるが、
これは他者への役立ち意識から生まれます。





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最終更新日  2017.02.01 04:41:55
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