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神経症、アルコール依存症、不登校、家庭内暴力など心を病む人に共通しているのは、「自分は取るに足らない人間だ」と思い込んでいることだそうです。
カウンセラーで牧師の田中信生さんは、その原因のほとんどは幼児期の体験に根差していると言います。
赤ちゃんは、ハイハイをするまでの間は両親の愛情溢れる眼差しに守られて育ちます。
泣いたりむずかれば、すぐに親は応えてくれ、ありのままの自分を100%受け入れてもらえます。
それが、歩き始めたり言葉を話すようになる頃から少しずつ様子が変わってきます。
「そんなことしちゃダメ」
「またやっちゃったの、しょうのない子ね」
「ダメねえ、○○ちゃんは」
「危ないでしょう、そんなことしたら」
などと、にわかに否定的な言葉が多くなります。
100%受け入れてもらっていた時期と大違いです。
小学校に上がる頃には、さらに否定的なトーンがエスカレートして、
「何度言えば分かるの」
「違うでしょう、そっちよ、そっち」
「早くしなさい、ほんとにグズな子なんだから」
「なによ、このテストは」
「あんたって子は、お隣の○○ちゃんを見習いなさいよ」
などとなってきがちです。
ある調査によれば、子供たちの聞く言葉の80%以上が否定的な言葉だと言います。
言葉は言霊と言われたように、それを聞く人の心に大きな影響を与えずにはおきません。
小さい頃から消極的、否定的な言葉を聞かされ続けてきた子供が、消極的になって「自分は取るに足らない人間だ」と思うようになるのは当然です。
ことの善悪や危険なことを教えるのは大切なことだが、理由もなく一方的に否定したり、子供の人格を否定するような言葉は避けなければなりません。
同じことを教えるにしても、明るい前向きな言葉を使いたいものです。
(詳細は明日)
終わりに 2018.04.21
番外編 終わり良ければ総て良し 2018.04.20
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