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ウチのパソコンが、いよいよ動かないよぅ。おうおうおう・・・でも、せっかく連載小説に手ェつけたんだから、ムキになって、ネカフェで更新っす。 え? たまに更新したと思ったら、大量に何日分も更新?それって『連載』とは言わないゾ?ですって?あははははははははは 気にしちゃいけまっせん♪ GWの雨ふらし。 より。
2007年04月29日
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(我思ウ) 今でも、あの夜のことは鮮やかに思い出される。 ボクがボクであるために、 ほんのひととき、その場かぎりの出会いだったけれど、その後のボクの人生に、とてつもない影響を与えた夜だった。 彼が与えてくれたもの。それは『自分探しのヒント』だったと思う。 今なら、『1メートルのものさし』を埋め尽くす事ができるようになった。 改めて、彼に感謝する。 しかし、彼って無責任な男だな。とも思う。 ボクが書いた小説、どこに持っていけば、あんたに読んでもらうコトができるっていうのさ? 互いに自己紹介はしたものの、はっきりいって正体不明。 あの後、何回か公園に行ったけど、会う事は出来なかった。 あの晩、ボクたちが出会ったことは偶然だったのかな? 互いの人生の、たった一瞬に、それぞれの一瞬がたまたま重なったってだけの偶然。 あとは離れて行くだけ。 二度と重なる事のない二本の線。 ま、 それでもいいさ、ボクはあの時宣言したとおり、小説を書いている。 これまでに、何本か書きあげた作品もある。 拙くとも、自分の手で書き上げた作品だ。 周囲の人に見せた。 恥ずかしかったけど、皆が言ってくれた。「面白いよ」「続きは?」「もっと書いてよ、今度はこんなヤツ」 とても、 嬉しかった。 しかし、いつかは、あなたに見せたい。 もし、それが叶ったら、あなたはどんな顔するだろうか・・・? それを想像しながら、今も、小説を書いている。 いつか、 どこかで。 ってね?
2007年04月29日
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(夜の公園、月下の公園) 面白い。 面白い人に出会ってしまった!! 本当に、本当に、本当になんて人だろう、この人!? 「あんた、何者?」 「なんて訊ね方だよまったく、誰かに名前を聞くとき、しかも年上の人間と接するときの話し方ってモンをもう少し学んだ方がいいなジブン」 ぶつぶつ言いながら、彼はボクに改めて向き直った。「オレの名は、前北 昇だ。大学3年生、お前は?」「ボク? ボクはね、竹下まゆみ、中学2年生」 すると、彼が妙な表情になった。 「まゆみィ? 女みてぇな名前だなあ。 ・・・って、ジブン、『女子』かっ!?」 ひときわ高い声を上げて、彼が目を見開いた。「今さら何言ってるンだあんた、いくら暗いからって、こんだけ長く会話してる相手の性別もワカらないのかよっ!?」 失礼なっ!? こいつ、ボクボクってセリフだけで、ボクのことを『男子』だと思い込んでいやがった!? ホント色々な意味で、ビックリさせてくれる人だよ、この人。 今まで、こんな人に出会ったことなかったなぁ。「こ・・・こんな時間に、こんなとこで、ひとりでタバコくわえて月を見上げてるような不良が、女だなんて思わなかったンだよっ。 ったく、こんなことしてる間に、さっさと帰れ!! 補導対象だぜ?」 気付かなかった自分のドジに、彼は耳を赤くしていた。 ボクはくすくす笑ってやった。「なーに、カタいこと言っちゃってるのさ。・・・でも、まぁ、たしかに遅くなっちゃった。そろそろ帰るね、ズボンも冷たいし」「おう、気をつけて帰れよ、おじょうちゃん」 そう言って、彼はまた太極拳の練習を再開した。 ゆっくり手を上げ、ゆっくりと下ろす。目に見えない球を抱き、転がし、なぞっていく・・・ いつまでも見ていたかったが、ボクはその場を離れた。じゃましたらいけないよね。公園から一歩出たとき、背後から「おい」と、声をかけられた。「小説がんばれよ、いつか見せてくれよな」 太極拳の動作を止めずに、彼はそう言ってくれた。「うん、・・・でも、何書こうかな」 ホント、思いつきで口に出しただけだから、書く内容なんて全然決まってない。 恋愛? 推理モノ? アクション? SF? 「書くことに迷ったらな、『自分の人生』を書けばいいんだってよ」「『自分の人生』!?」「ダチが言ってたんだよ、『人は誰でも小説が書ける、人生を文章にすれば、誰でも一本の物語を書ける』ってさ」「・・・そっかぁ」「オレもそう思う。だから、お前もがんばりな」 「ありがとう、私、書いてみるね」 知らず知らず、拳を握りしめながら、宣言していた。 その言葉を聞いて、彼の太極拳の動きが止まった。 「お、『ボク』じゃなくなったな」 こちらに向き直り、頭をばりばり掻きながら、「かわいいなぁ、おまえ」 そういって、にっこり笑った。 「えええええええっ!?」 彼にしてみれば、それは『何気ない一言』だったのかもしれない。 けれど、ボクにとっては、その言葉はとても衝撃的であった。面と向かって「かわいい」だなんて、異性から言われたのは、生まれて初めて、だ。 舞い上がってしまって、 動揺して、 ボクはその場を全速力で逃げ出してしまった・・・
2007年04月29日
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(太極拳とボクとカレ)「どんな?」 両手をそろえて持ち上げて、そのままゆっくり下ろしていく。 その動作に、なにが?「オレの両手をしっかり掴んでみな」 彼が言うので、ボクは両手でがっちりと押さえつけた。 とたんに、 彼がそのままの状態で、すぅっ、と両手を上げる。「わっ」 すぅっ、と下ろす。「わわわっ」しっかり押さえていたはずのボクの両手は、その動きによって上に下に揺さぶられ、ボクはバランスを崩して前につんのめってしまった。何が起きてるのだ!?彼の動きは、いくらも力を込めていない。太極拳のはじめの動きそのままだ。ゆっくりなその動き。しかし、押さえつけていられないのだ。 「こいつは、腕を上げ下げしてるだけの動きだけど、ちゃんと意識を込めれば、今のようにイミのある動きになる」 彼は、にっ、と笑った。 「今の、太極拳の技?」「見た目じゃ、わからないだろ? この動きが技になる、だなんてさ?」「うん、面白いね」「見た目じゃ、わからないもんさ。お前自身のことだってな。まだまだ自分探しが始まったばかりだろ?」「そうだね」 答えながら、ボクは、今の動作を真似てみた。両手を上げて、下げる。「興味わいたかい?」「うん、もともとボク、格闘技って好きな方なんだよね、スッキリするから」 ボクがそう言うと、「お前、細いけど背ぇ高いじゃん? 何かやったら強くなるかもな」自分の得意分野の話になったからか、彼の目が輝いた。「うーん、実際にやるとなると、ねぇ」 実は、小学校のころ、見様見真似で柔道の技を使い、クラスで一番体格の大きい男を投げてしまったことがある。 我ながら、ちょっと才能あるのかも? なんて思ったけど、その後ものすごい勢いでいじめにあった。 ま、それも一時期のことで、すぐにいじめは収まったのだけれども、それから、ボクは一人でいる方が気がラクになって、一匹狼的な性格になったのだった。(どうでもいいか、こんな話。)「なんでもやってみるといいぜ? ホラ、小説にはネタ、話題が必要だろ? そういったイミでもな」「そうだね、・・・ね、太極拳やったらさ、触らなくても相手をやっつけたりできるんだよね? 『気』とかでさ?」 ボクが聞くと、彼が笑った。「ドアホゥ、『気』と超能力をいっしょにすんな!! 触りもしないのに、相手を痛めつけたり投げ飛ばしたりなんてできっこねぇだろ!? 太極拳で行う『気功』はな、自分自身の肉体を、イメージ通りに動かすための意識の運用の訓練だ。外側じゃなくて内側に向かう性質のモンさ」 そういうと、彼は一本の木に歩み寄っていった。 そして、右掌を、その幹に押し付ける。「見てろよ?」 そういうと、 フン!! いきなり強く息を吐く。 すると、木の幹がズシン、と音を立てた。ほとんど動いた様子のない彼の掌から、なにか重い衝撃が加えられたらしい。ドングリが、いくつか頭上からぱらぱらと落ちてきた。「見た目じゃわかりづらいけど、今のは、身体の内側で、全力を振り絞って『打った』んだぜ。『気』の練習は、こういう動きのためのモンだな」 専門分野になって、彼の目が一味違う輝きを増した。「筋力に頼らない身体の使い方や、力の出し方ができるようになるための、技術だな」 すごく得意げな表情で、彼は説明してくれた。 「ふーん」 そんな彼を見て、ボクまでウキウキしてきた。 痛そうなコトに興味はないけど、『何かをやりたい』って気持ちがあふれてくる感じ? ホント、今夜は、面白い人に出会えた。ラッキーだったと、心底、思う。「けどよ」 こっちに戻ってきながら、何か思いついたらしく、彼はいたずらっぽい表情になった。 ボクの前で立ち止まる。そして、両手の掌を向かい合わせて、じっとそこを見つめる。「?」 ボクは、黙っていた。今度は何をはじめたのだろう? 彼は、無言で向かい合わせた掌を見つめている。 そして、掌と掌の間の空間に、見えない球があるように、それをなぞるような動きをした。「ちょっと、ココに指を入れてみな」 彼が、あごでそこの空間を示した。「こう?」 言われるまま、ボクは彼の掌と掌の間の空間に指を入れた。すると・・・ 「あれ?」「感じるか?」「・・・温度が・・・」 不思議だった。 何も見えていないのに、そこに、明らかに気温と違う温度をもった空間がある!! そう、 見えない何かが、そこに、『ある』!! 「な、何コレ!?」 びっくりしたボクは、何度も指を入れたり引っ込めたりした。「さぁ、何だろーなぁ」 うれしそうに、彼は笑った。
2007年04月28日
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(はじめの一歩)「いいじゃねぇか!! 言ったな!?」 にっこり笑って、彼はウインクしてみせた。「じゃ、どんな本? ってコトになるよなぁ、・・・やっぱマンガか?」 ボクは少し考えて、「ううん、あのね。小説をさ、書けたら、いいなぁ・・・なーんて、ね」 漠然と。 ホントに漠然とだが、自分のやりたいことが、形になりつつある瞬間だった。 ウソみたいだ。このボクが、自分の夢を具体的に語りはじめてる!? 今まで・・・、 いいや、ついさっきまで、ジャングルジムのてっぺんで、ぼけっとして月を見上げてただけの空っぽの自分がウソみたいである。 なんとも言いがたい、形容しがたい高揚した気分。 こんな気持ちになったのは、生まれて初めてかもしれない。 ボクは、ボク自身を、今夜初めて再認識したのだ。 他人より家族より、誰よりも一番近い存在である『自分』に、今夜、『出逢った』のだ。 こんなこと感じるのは、世界中でボクだけかもしれない。 こんなことで嬉しく思うのは、恥ずかしいことかもしれない。だけど、 生まれて14年とちょっとのボクは、このことに、はっきり言って、感動していた。「ベリイイグッド!!」 高い声を上げて、彼が拍手をしてくれた。「口にできたじゃねぇか、やりたいこと」 その表情は、満面の笑みを浮かべていた。 ボクのことなのに、まるで自分のことのように彼も喜んでくれているのだ。 すごく嬉しそうだった。 ボクは、真っ赤になった。「いや、でも・・・」 テキトーに、思いつきで口にしてしまっただけなのだ。 落ち着いてくると、自分で自分が恥ずかしい。 小説書きたい・・・だなんてさ・・・「いいさ、言うだけならタダじゃねーか!! でも、口にするコトすらお前は控えてたんだ、もったいないコトだぜ?」「えへへ」 ボクは照れくさくって、鼻の頭を指で掻いた。「まずは、一歩」「え?」 彼は、まっすぐにボクの目を見つめて言った。「口にしたことを、やるかやらないかってのは、また別の話ってこと」 「そう・・・だね。言ってみただけ、さ。ボクが小説家になるなんて、ムリだよね・・・」 ふう。 嬉しい気持ちになった分だけ、なんだかさみしくなって、ボクは月を見上げた。 そうそう、 現実を見つめなくっちゃ、ねぇ。「おっとと!! なんでそこで再び暗くなるかな!? やってみもしないうちに色々考えるなよな。やってみたいことがあったらよ、とりあえず『やれ』、やりゃぁいいンだよ。そうでなきゃあ、自分自身、納得いかねぇだろうがよ?」 ボクが沈んだ顔になったので、彼は慌てた。「また、たとえ話をしてやろうか?」「今度は何さ?」 ボクは、ニットの帽子のはじっこを指でつまんで、引き下げた。 冷たくなってきた耳にかぶせたのだ。 さっきは、一瞬、かぁっと暖かかったけど。 彼のたとえ話は、いつまでも続きそうだから、寒さに備えよう。「お前、自分の手をこうやって目の前まで持ち上げるとき、どうやって動かす?」「え? 頭の中で『動け』って念じると動く・・・」 すー、と右手を上げてみた。「ぶー、それ間違い」「なんだよ、またかよ」 即座に否定されて、またもやボクは口を尖らせた。「頭で思っただけじゃ、手は動かないだろ」「???」「『手、動け』って口で言ってみな、それだけじゃ動かないよな?」、「う・・・」「そう、『思ってるだけ』じゃダメだ。実際に手を動かす『何か』が働きかけて、手を動かしてるんじゃねえか?」 手をグーパーしてみる。 たしかに、『思ってるだけ』じゃ、動かない。 「そうだね・・・何が手を動かしてるんだろ・・・」ボクが真面目な顔でつぶやいたら、彼はけらけら笑いだした。「難しい顔するなよ、答えは簡単さ、『動かしてる』から『動いてる』だけの話じゃねえか?」「・・・」 わかるような、わからないような・・・ 「行動する、しないってのは、コレに似てると思うね、オレは」 はっとして、ボクは両手から彼に視線を上げた。「バーチャじゃねぇんだよ、この世は。リアルなんだよ、って・・・わかるかなぁ?」「うーん・・・いまいち」 今、一瞬、ボクは彼の言葉から何かを感じ取った気がしたのだが、やっぱり、わからないや。 何かを伝えようとしてる彼自身も、上手くソコのところが説明できないようで、ばりばりと頭を掻いている。「ま、いいや、すぐわからない方がいいかもな。悩め、悩めよ? 青少年? 今、色々と考えをめぐらせるのは大事だぜ。『我思うゆえに我あり』っていうだろ、そうやって人は自分を確立していくモンだ。まず自分、そして他人とのかかわり。その位置関係や、人間関係を見出していくこと。 その中でさ、『自分のイミ』ってモンが見えてくるぜ? そしてそのときにわかるはずさ、『人生』ってモンが、な」「『自分の意味』・・・、ボクって存在にも、意味、あるのかな?」 小さな声で、ボクはつぶやいた。 そんなボクに、「あるさ」 彼は、きっぱりと断言してくれた。 不意に、彼は両手を上げて、下げた。 それは、さっきの太極拳の、始まりの部分だった。 「この動作にだってイミがある。お前にだって、そりゃあ、あるさ」
2007年04月27日
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(『自分』探し)「そうとも、分かりたい事がある。だったら、分かりたい。知らない事は、知りたい。当然の欲求だよな? でもよ、意外と多いのが、自分の経験から情報を引っ張ってきてさ、『あれはきっとこうだろう』とか、勝手に答えを『想像』しちまうことだ。 もちろんその想像が正しい事もあるけど、事実はその想像とは違う事が多いんだよな。」 そう言って、彼は肩をすくめた。「たとえばホラ、今試した、自分の手を動かす実験だってそうだろ? 『やってみもしない』のに、お前は答えを想像したけど、『やってみたら』答えは思ってた事と違った。 これが、現実ってモンだ。そして、人生ってのは、そんな発見の繰り返しだよ」 「そっか、・・・そういうモンかな」 ボクは、素直に、彼の言葉に聞き入ってしまっていた。 ボクはこれまで、やりもしないのに色々と余計な事を考えすぎていたのかな? やりもしないうちに、何かをやることをサボっていたのかな? 考え込むと、彼が言葉を続けた。 「さっきてめえは、『やりたいことが何もない』って言ってたな? そいつは、自分で自分を知らないだけだぜ」「どうしたらいいのかな?」「自分の事は、自分に聞くのが一番さ」「またそういう言い方をする・・・」 口を尖らせて、ボクは彼をにらみつけた。彼はウインクして、「いやホントだって、・・・お前な、自分の『好きなもの』を、すべて口に出して言ってみな」「どんなもの?」 好きなものっていったって、イロイロあるからね。「ジャンルは関係ねぇよ。人でも、色でも、食い物でも、何でも思い浮かぶものはすべて、すべてだよ。ホラッ!!」 言いながら、ぱん、と両手を打ち鳴らす。 反射的に、ボクは呪文のように好きなものを数え上げていた。「本を読むのが好き。小説が好き。マンガが好き。テレビが好き。お笑いが好き。映画が好き。家族が好き。母さん父さんおばあちゃんが好き。友達が好き。夜の公園が好き。青い色が好き。赤い色も好き。カレーが好き。とんかつが好き。焼肉が好き。コーヒーが好き。イチゴが好き。みかんが好き。・・・えー・・・」 そこまではスムースに羅列できたのだが、それ以上は、なかなか言葉にできないで詰まってしまった。 その瞬間に、 ぱん!!「はい終了。すらすらと、すぐ出てくるのはそんなモンだろ」両手をまた打ち鳴らして、彼がボクの思考を中断した。 きょとんとして、ボクは彼の顔を見上げた。 驚いた。 何に驚いたって?自分の好きなものが、たったこれだけしか言えなかったコトに対して、である。 こんなものだろうか? ボクの好きなモノって・・・? 彼はくっくっくっと笑っていた。「おもしろいだろ? 自分に自分の事を聞いてみるとさ?」「意外と・・・出てこないんだよね・・・」「だけど、その口に出すことができたキーワードが重要なのさ。意識を振り絞って並べあげた今の言葉の中に、普段気づいていない『自分の気持ち』が隠されているンだぜ」そう言う彼の顔を、ボクはぽかんと見つめた。「あんたさ、初対面だってのに、よくボクの内面のことをすらすらと見通せるもんだね」すると彼は、あごをさすりながら、「んー? これも太極拳のおかげかもしれねぇなぁ。『聴勁』といってよ? 感覚で相手の動きを予測する練習をするからな。他人の心を読み取れるようになるのさ」「へええ・・・」 それはすごい。超能力みたいだ。 と、ボクが心底、感心したら。「なんて、な」と言い出したので、がっくりきた。人をおちょくるのが好きな男だなぁ。「オレは大学で、『教育心理学』って講義を受けてるんだよ。今のは、その内容の受け売りさ」「きょういくしんりがく?」 彼は大学生らしい。 それで、教育心理学をベンキョウしてるってことは・・・「おう、目下、教員になるための勉強中さ」「なりたいこと、決まってるんだね」 そこがうらやましい。「おっと、話を戻そうか。さて、次はやりたいことを挙げてみな・・・ってストレートにいったって、今のお前にゃムリかもな」 腕組みをして、すぐに人差し指をぴんと立てる。「よし、それじゃ『面白そうだと思う仕事』って何かないか? この質問に答えてみろ」「・・・『面白そうな仕事』?」 ボクは本が好き。 瞬間的にその言葉が閃いた。 さっき羅列した中でも、真っ先に出てきた、ボクの好きなこと。ならば・・・「『本を作る』なんて、いいな」 少し恥ずかしかったけど、ボクは、そろり、と口に出した。生まれて初めて、ボクは自分の将来の夢を語ったのだ。
2007年04月26日
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はてさて、みなさんお元気でしょーか?雨ふらしです。最近日記書けなくてさみしいッス。なんかおひさしブリですよね。さみしがってくれる?どっちでもいい?ウワ・・・(まぁ、相変わらずかわり映えしない内容ですもんねぇ)(苦笑でも、今年はホラ、ひとつなンか挑戦しようと思ってサ。小説?をつらつらと書き綴ってる今日このごろなんですよー。でさ、ついに、書いてるだけじゃなくてさ、テーマ投稿にも挑戦しちゃってるワケなんですよねー。 今さら?て感じがしますが。今まで使ってこなかった機能にも目を向けて、ちょっと下火になりつつある楽天生活に、も少し活気を。活気を取り戻すのだー。 とか、そんな今日このごろ。 GWには、今の連載、片付けられるかなー? やるぞ♪ これが、あなたの、ひまつぶしになれたら、幸いでっすw
2007年04月25日
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ひどいウイークでしたね、先週は。ええ、ええ、ホントそうなんですよ。雨ふらし的には。 まず天気。気象の具合がバツ。暑いほどかと思えば、突然、寒くなり、あまつさえ、県内の一部では、雪まで降り出す異常気象!!サクラに雪が降り積もる映像って、すごいと感じました。 ああ・・・、これはきっとこの雨ふらしの穢れを、その純白で清めたもうと企む天界の存在の大いなる意思か?あぁん?さて次、残業の嵐。 なんでそんなに忙しいの?って聞かれたとき。不思議なことに、答えに窮するンですがね?でも、早く帰れない・・・なぜだー? (回答例:夕方に、予想外のコトが勃発し、スケジュールを乱す。(笑)) 朝、新聞の占いでサ、「今日出会う新顔の異性には関わらないが吉。悪縁である」とか書かれてたから、1日、そんな異性との接近遭遇に身構えていたけど、出会う機会などナッシング!! 心配ご無用でしたよ占いのセンセイ!!はーはっはっはぁ。↓ そしてそんな疲労困憊さ加減にトドメをくれたのが、木曜日。 1)朝、洋服ダンスの取っ手をフツーに引っ張ったら、壊れた。 2)コンビニで、モーニングコーヒーがてら、少年マンガを立ち読もうとしたら、立ち読み禁止策が講じられていた。3)計算用のシステムパソコンをフツーに入力してて、「さぁそろ帰宅時間」て時になったら、異常な計算をした。4)システムエンジニアさんに復旧作業を依頼し、付き添ってたら、午前2時までかかってしまった。 5)どうやら、カゼをひいた。 ギャース!!ギャース!! ギャァァァァァーーースッ!! ボクはそんなにも罰せられなければならない罪人でしょうか?ジーィザッス!? (笑
2007年04月22日
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どーやら、カゼひいたみたいっす。 頭が痛くて、のどが痛むっす。 身体の節々が痛いのでっす。 舌になんかサ、無数の口内炎ができちゃって、もー、食事がしみて、たまらんっす。 で、熱が出るんかなー?って体温測ったら・・・ 36.9度。 ウワ、 熱ないジャン? なんです、この底知れぬ具合の悪さは? 呪い? (苦笑 とりあえずー、寝ときますー。 ハイ。 ハイハイ。
2007年04月21日
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週末の話なんですがね。11:30ごろ、昼食に、ふと、そばが食べたくなりましてね?突発的に、忍野村ってぇトコまでドライブしましたですよ。 ハイ。 そこにはね。民家のようなおそばやがあってですね。普通のざるソバ注文しただけなのにサ。なぜか、それとともに、天ぷら山盛り。おにぎり多数。が運ばれてきてサ。「間違ってますよっ?」って慌てたら、「サービスですよ~」 って、すうごいサービスマンサイなお店があるですよ。そこ目指していったけどサ。 残念ながら、定休日。 ギャース!! 仕方ナシに、山の上の峠のおそばやで、かっらい『辛味ダイコン』を薬味に使ったソバを食したナリ。 辛かったナリよ。 辛いと書いてツラいと読みたくなったナリよ。(涙目 そんなのどかな休日。 あぁ、そうか、もう数日経過してるのか・・・(最近、忙しくて記憶が・・・記憶が・・・)
2007年04月17日
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持ち運びに便利な、小っさい電車の時刻表をもらいました。山梨県内にて運行している『中央本線』『身延線』『富士急行線』といった路線が、網羅されています。て、ことは、あれも乗ってます。 『あずさ2号』 長野の松本から山梨経由で、東京駅まで至る特急電車♪ でも、 なんと、 8時ちょうどに発車するモノではありませんでした。松本は朝6時2分発。一番近いのは半ばあたりの、『大月駅、朝7時59分発』ほほぅ。つまりこーゆーことっすね?あの有名な歌。あの主人公は、 おそらくダイヤ改正前に存在したであろう8時ちょうどに発車する大月駅。そう、大月市に在住していたと考えられます。(笑 しかも、そのあずさは、東京行き。 なんとなく『あなたから旅立ちます』というフレーズから、都会に住むカプルが、分かれて主人公が田舎に引っ越すイメージを抱きがちですが、 山梨とゆー田舎から、都会に帰るってのが、本当のストーリーだったようです!! そんなコトを、眠い脳みそで妄想。 ひさしぶりの雨ふらしは、そんな日常。 あなたは元気っすか?
2007年04月14日
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(太極拳とアイツ)「・・・太極拳? 前に公民館でおばちゃんたちがやってるのを見たけど、あれと今のじゃ全然違う気がするけど?」 ボクは聞いた。「色々あるのさ、ジブンが見たってのは、多分『簡化太極拳』だな。一番世間に広まっているヤツだ」「へぇ、あんたのとどう違うの?」「オレが今やったのは、『陳氏太極拳・老架式』。・・・太極拳に伝わる、古い型のひとつだ」 そう言って、彼は太極拳についての説明を始めた。18世紀に、中国の河南省という所で生まれた拳法であること。 陳一族の間に伝わる秘密の技だったこと。 やがて、一族以外にも伝承され、世間に広まり、『楊氏太極拳』『呉氏太極拳』『武氏太極拳』『孫氏太極拳』などの、様々な流派が発生したこと。 拳法の中でも、特に内面的な『気』の運用とかを重要視するので、『内家拳』と呼ばれる系統に属しているということ。その、『気功』の功能に着目して、武術としてよりも『健康目的の体操』として型を組み直したものが、『簡化太極拳』。現在もっとも世間に広まり定着している太極拳であること。では、陳氏と簡化とでは、どれだけ違うのか? 「たとえばホラ、陳氏にはこういう動きがあるんだけどよ」 彼がぐぅっと腰を落とし、す、す、と腕を回し、動く。 深く膝を曲げたその動作は、下半身に相当な負荷がかかっているはずなのに、彼の動きは柔らかくなめらかであった。「これが、簡化だとこんな形になる」 今度はほとんど膝を曲げず、重心の高い姿勢で、上半身だけが似た様な動きになった。「な? ちがうだろ?」 実に楽しそうに、太極拳について語る彼の表情は、こんな寒い夜の闇の中であっても、とても明るく、生き生きとしていた。「・・・なんか、いいな」 そんな彼の顔を見つめて、ボクは思わずつぶやいてしまった。 「ん? 何が?」 ボクのひとりごとの意味がわからないらしく、彼はきょとんと聞き返してきた。「いや、あんたがすごく太極拳に熱心なのが分かるからさぁ。そんなに一生懸命になれるものがあるって、うらやましいな、って思ったから・・・」「なんだとぉ、ガキのくせに年寄りくせえなジブン。やりたいことぐらいいっぱいあるだろーがっ!?」「それが・・・、ないンだよね、これといってさ」 それを聞いて、彼は天を仰いでしまった。「かーっ、ガキめ!! 何にもわかってねぇやっ!!」「・・・何だよそれ?」 さすがにボクはむっとした。「そのまんまの意味さ、人生これからだってのによ。何もかもわかったつもりになってねぇか? お前?」 「人生これからっていったってさ、これといってフツーな人生だし。これからも、こんなもんだろ?」 ちっちっちっ、と男は指を振る。「そこがいけねぇ」「そうかな」「そうさ、お前がわかってるようで何にもわかってねぇってことを証明してやろうか?」「はン。どうやるのさ?」 ヘンな男であった。いきなり何を言い出すのかと思う。もし、あまりにもマヌケなことを言い出したら、速攻でバカにしてやろうとボクは思った。「『分からない』ってことを自覚するのは大事だぜ? 無自覚じゃ、進歩しねぇモンだ」 頭をぽりぽり掻いて、男は片方の眉を上げて、ボクの顔を見下ろした。 「まず・・・、そうだな、てめぇ、自分の手は思い通りに動かせるか?」「当たり前じゃん」「全身を、自由自在に動かせるか?」「できるって!!、何がいいたいのさ」 ボクが口を尖らせると、彼はにやっと笑みを浮かべた。「それが既に思い込みなんだよ。自分の手足が思い通りに動くわけねーだろ」「???」 何を言い出すのかこの男。 ボクは動かせない手足は持っていないゾ? すると彼は、右手の人差し指を、ぐるぐる回してみせた。「右手でマルを描いてみな」「こう?」 トンボを捕まえる時のように、ボクもぐるぐると宙に円を描いた。「よし、左手では?」「・・・」 右手を下ろして、左手の指で同じことをした。 ぐるぐる。ぐるぐる。「じゃ、今度は、三角形が描けるか?」 言われるまま、今度は左右それぞれの人差し指で、三角形を試された。「よっし、じゃ、右手で円。左手で三角。同時に!!」「う・・・」 難しい。 左右それぞれでだったら出来たことが、両方の手で同時にやろうとすると、なんでできなくなるのさ!? もたもたしてると、間髪いれずに、「ほい、左手で円。右手で三角!! 左右入れ替える!!」 ぽん、 と手を鳴らせて男が言う。 もう、全然ダメだった。円も三角も、ぐちゃぐちゃになって、ワケが分からなくなってしまった。「うう~!!」 焦れた声を出したボクを見つめて、彼はにっこり笑った。「な? 自分の手って、自由に動かせないだろ?」「う・・・ん・・・」「でもお前は、動かせて当然と、『思い込んでいた』」「・・・うん」「それは思い込みであって、事実と違った」「うん」 彼は腰に手をあてて、ボクの顔を覗き込んだ。「今のことにはよ。色々と、学ぶことが含まれているんだぜ? 分かるか?」「・・・よく、わからない」 ボクは正直に言った。 すると、彼がにこっ、と笑う。「いいね、その素直さ。・・・そう、『自分が知らない・分からない状態にある』ってことを、そのまま認めることは大事だぜ。さて、分からなかったら、次はどうしたい?」「え? ・・・分かりたい」「ベリィィグッド!!」 言いながら、彼は、ぱちりと指を鳴らした。
2007年04月11日
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春ッスねぇ。サクラが咲き誇り、桃が咲き誇り、スモモが咲き誇り、菜の花が咲き誇り、色鮮やかなシーズン絶好調。 ですが・・・忙しすぎて、花を愛でる心のヨユーもナッシングなありさま。 だめだよダメダメ。人間サ、ゆとりを持たなきゃぁ、ねぇ?でも、なかなか自分だけの力では、へこたれそうになるのを止められませぬ。 そんな日常を戦い過ごすオレたち。そんなオレたちを励ますために、ヤツが忽然と姿を現しました。 ヤツ。 オレたちに、頑張る姿を見せることで、励まし勇気付けてくれる伝説の『ヤツ』。 縁起のいいやつです・・・ むかし、『ド根性ダイコン』って流行ったじゃないスか。 アレの親戚ですよ。 オレがいつも駐車してる場所に、出現しました!! 人呼んで・・・ 『ド根性ねぎ』 ねぎッスよ『棒ネギ』。いつの間にか、アスファルトを突き破り、伸びやかに育ちつつある、すらりとしたその姿!! すげぇ。 縁起物だ。 感動した。 固いアスファルトを力強く突き破ったその姿に、これから毎朝、元気を分けてもらいつつ、このクソ忙しさを、くぐり抜けて、生き延びよう。 そう思った。 そんな今日この頃。 そして、大きくなったら味噌汁の具にして、実際栄養分として役に立っていただく。(笑
2007年04月06日
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ま、なんつー暑さですかきょうは!!クルマで買い物に行って、クーラー入れましたよクーラーを!! だって暑くて暑くてクラクラするンだもん!! すみません取り乱して、あまりに季節ハズレな気候だったもんですから。ハイ。 あまりに暑いからでしょうか? 近所の草むらで、「びー」って音がします。 なかなか侮れない音です。でかい音なんです。 「ビーーーーーーッ!!」 ってサ。 知ってました?アレってミミズが鳴いてるンですよ? もうそんな季節なんだなぁ。 生き物たちが、生き生きと活動を始めましたw さぁ、ボクらも、この4月の1日という新たな季節を、歩き出しましょう!!(笑
2007年04月01日
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