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昨夜の食事前に、ちょっくら倉庫へ行って来た。
つまり、晩酌のお酒を調達に行ったのだが、帰ってくると同時に
部屋の中に巨大なハエが出現したのだ。おそらく倉庫からついてきたのだろう。
それにしても、 デカイ!
ハエというよりは何かの塊が飛んでいるような感じだ。
娘はビビって逃げまくっていた。
よしっ、今こそ、父親の威厳を示す時だ。
新聞紙を丸めて戦闘態勢に入った私であった。
が・・・・
そこに「待った」が入った。
食事前なので、ほこりを立てるなという妻の指令が出たのだ。
しかし、どうやって、ほこりを立てずに戦闘しろと言うのだ。
ガキの遊びじゃあるまいし! ←(ガキの遊びです)
仕方がないので、部屋の電気を消して
ハエを2階へ誘導する作戦に切り替えた。
私の頭脳作戦にまんまとだまされたハエは何も知らずに2階へ誘導されたのであった。
はっはっはっは・・・所詮ハエだ。人間の頭脳には勝てまい!
いよいよ 戦闘開始!
丸めた新聞紙を持った私と巨大ハエとの間で絶な戦いが繰り広げられた。
が・・・敵もなかなかすばしっこい。こちらの新聞紙攻撃の風圧を利用して
攻撃をひらりひらりとかわしていったのであった。
そして、しばらく降着状態が続いた。
その時、私は気づいた。
そうか、力一杯叩くから、風圧でハエが飛ばされて当たらないだ。
作戦変更、そーっと、叩いてみる事にした。
ぱん! 私の会心の一撃は見事にヒットし、ハエはその場に崩れたのであった。
勝った!
私の頭の上では天使がラッパを吹きながら回転していたのは言うまでもない。
その後、父親の威厳を娘にみせてやろうとおもって
ハエを新聞紙に乗せて1階の居間に戻ったのである。
興味津々で、新聞紙をのぞき込む娘。
その時、信じられない事が起こった。
倒したと思っていたハエが再び動き出し、どこかに飛び立って行ったのであった。
あの野郎! 死んだフリしていやがったな!
父親の威厳はこの瞬間に崩れ落ちていったのであった。
(完)
今年もよろしくお願いします。 2025.01.16
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