昨日金沢国税局に国税庁企画課長の玉川雅之氏がきておられ、電子申告の現状とこれからについての1時間の講演を聴く機会がありました。
前半は利用低迷に悩む電子申告の現状の説明で、別段新しい情報はありませんでした。最後の10分で電子申告のこれからをどのようにしていくのかという説明がありました。殆ど去年暮れに公表された税制改正大綱に盛り込まれた内容でしたが、いくつかそれ以外のものもありました。
先日もここで現行のシステムでは利用開始届けが必要なので例えば専従者の還付申告などには対応できないとか仮暗証番号がお客様のところに必ず行くシステムとなっているから会計事務所に届くようにして欲しいなどといった苦言を綴らせて頂きました。この点については、オンラインで利用開始の手続きをした場合、仮暗証番号と利用者識別番号はすぐに画面で確認することができるように変えていくそうです。無論、会計事務所から送信した場合には会計事務所で確認可能とのことでした。
電子申告の控除についても触れておられ、年末調整が済んでいる給与所得者についても本人の電子認証を取ってもらった上で全く同じ内容で電子申告をすれば5千円の還付があるとのこと。これを会計事務所でやる手もあります、とのことでした(5千円の還付のところに1千円かけて電子認証を取ってもらい、残りの4千円のうちいくら報酬として頂ければいいのだろうか)。
また、電子申告で確定申告した場合には添付書類の送付は不要とされましたが、税理士を信用してそのようになったという経緯があるともおっしゃてました(税理士関与でなくても送付不要なのでよいしょだと思いますが)。
あとは365日24時間稼動を目指して頂ければ概ね、順調に進めていく土台作りが完成するのでは、という期待を胸に帰ってきました。
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