さくさく堂のシナプスな存在

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2012年05月14日
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チーム(オト研という。略称だけど正式名称に近い)の話し合いは、
思ったより難航した。

私たちは共同受注している案件は互いに校正し合うので、
結果としてかなり似た原稿を作るようになってきている。
ある種のオト研クオリティーというものがあるのだけれど、
自分が語れるものをメンバーそれぞれが棚卸ししたら、
だいぶ違うものが出てきた。

日頃、何を大事にして原稿を作っているかは、
メンバー同士で案外違う。


例えば、話し手のことをとても好きになるとする。
そうすると、この人の原稿をちゃんと作りたいという意識が働く。
そのとき、
「この人の話した支離滅裂な話しことばを、
あたかもきれいに話したように直してあげたい」と思う人もいるし、
「この人の人柄を残したい。言葉は変えたくない」と思う人もいる。
(というか、ケース・バイ・ケースで、
ここは整える、ここはそのままにしたい、という感じになるけど)

物事を演繹的にとらえらたいタイプもいるし、
私は帰納的にこつこつ積み上げた先に真実があると思っている。
そんなアプローチの仕方も違う。


こういうことが何のしこりもなくできるほど
長い付き合いになったのだろう。

一応「研究会」の名称で組んでいるチームなので、
うすうすこれが本来の目的のような気もするが、
力業でなんとか発表にこぎ着けた。

なにがしかの形にはたどり着けなかっただろう。
「締め切り」って、やっぱり世の中には必要ですね。わはは。


講義準備をする過程でも感じたけれど、
私自身の原動力は人だった。

誰かのために原稿を作る。
誰かのために発表をする。

そのタイプの目的がカチッと定まったとき、
自分は最も突き動かされる。
(そして、時に暴走してしまう……)





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最終更新日  2012年05月14日 12時29分54秒
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