さくさく堂のシナプスな存在

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2012年05月14日
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そんなわけで、誰かがまとめて発表係になるのではなく、
語りたい部分を本人が語るのが一番だろうと、
3人でリレー形式で講義することになった。

なんだか中学生の研究発表みたいで恥ずかしかったけど、
その言葉を内側に持っている人だけが
本物の言葉を語れると思うし、
受け手はそれぞれ、誰かの言葉には共鳴し、誰かの言葉は響かない、
という多様な受け取り方ができる。
それはよいことではないだろうか。


ぶっちゃけ、バラバラな発表になったわけよ。
「語りたいことを語ったからなんだか統一感なくなっちゃったんだけど、
学生さんはそれぞれ引っ掛かるところを拾って」
ということになってしまったと言うべきか。

帰納法大好きな私は、もちろん事例の積み上げ担当。
自分の過去の原稿、チームで校正し合ったメールのやりとりを
過去3年間くらい片っ端から探して、
短くて一目瞭然で、
なおかつ話題に深みがあるものを絞り出した。

パターンの話にはしたくなかった。
こういうときはこう処理すればいい、というパターンが網羅されるならば、


そうではなくて、ここでこう手を加えたのは
誰を思ってしたことなのか。
話し手なのか、聞き手なのか、読み手なのか、
それとも自分のためだったか。

そんな話を した。
時間制限もあったし、ちょっと別なこともしゃべってしまったので、
うまく語れなかったけれど。

研究用のインタビューや専門家同士の研究会などは、
話題そのものが難しくて、
辞書で単語単体を調べるだけでは間に合わない。
(載っていない専門用語だったり、使い方が違っていたりする)
周辺知識の学習からスタートして、
正しい文脈、正しい単語を埋め込んでいく。

そこに「誰かのため」という意識はあまり介在しないように感じるが、
突き詰めればやっぱり自分は「誰かのため」に記録を作っていたのだと
はっきり自覚した。

われながら、へー、という感覚だった。





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最終更新日  2012年05月15日 14時18分34秒
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