桜子の日常

桜子の日常

2010/09/09
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今年に入ってから愉快な母 トモコの話題がめっきり減っておりましたが
実はドタバタしておりました。
結構プライベートな事が多くてブログに書くにもかけない…と思い悩んでいましたが
先日トモコ本人から「 別にいいのよぉ~ 」のお言葉を頂き、まぁ近況がてら書いてみよう…と。




手術の内容は「乳がん」と「肺がん」です

最初に見つかったのは「乳がん」。今年の初めに受けた人間ドッグで左の胸に影があるということからでした。
トモコからの報告は最初から結構トンチンカンな感じで。
「私、乳がんでステージ5なのよ。」

ご存知な方も多いかと思いますががんのステージは4までしかございません。
最初聞いたときには「死んでますがな、そのステージ…」という思いと

トモコでも癌になるんだ…という、感想でした。


アクティブ、そしてポジティブ。娘の私が言うのもなんですが年齢より10歳は若く見える
(化粧の技術もあるのですが)健康なタイプの人だったからです。

幸いなことに、転移はしていないということで手術すると言うことになったときに、ちと問題が。
人間ドッグを受けた病院の見立てでは手術は片胸全摘出という方針。
いくら貧乳(ごめんトモコ)とは言え、女性の大事な身体を切除するわけです。切除した後も
人生は続くわけだから、できれば最善の一手を打って納得した上で、取るならとって欲しい。
もしかしたら、全摘出ではなく部分切除ができるんじゃないか?と娘としては思いました。

何故こう思ったかというと、(コミケで購入している)好きな同人サークル「うぐいす姉妹」
さんの同人誌で、うぐいすさんのお母さんも同じような乳がんで手術され、
部分切除の手術をされたことを読んでいたから…なんですが。

一つの病院だけではなく、別の病院での診断を受けるようにかなり強く勧めました。

かなり気にしましたが、私の「何故ベストを尽くさないっ!!」とTRICKでの阿部寛のような脅しに屈し
近所にあるかなり大きな病院でのセカンドオピニオンを受けたわけです。

これは、後から判ったんですがこのセカンドオピニオンを受けた先生はうどんの国近辺、お遍路大陸では屈指の乳がん手術の症例をこなされた先生でした。

「淡々と、部分切除でいけますね。といわれた。あっさりと。」…母トモコはこの先生にお願いすることになりました。貧乳(ごめん…)とはいえやはり残る事はほっとした家族一同に
すぐに落とされた爆弾発言はこれでした。

「ただ、右肺にある影が癌だという話に…」 



「肺炎の痕でしょう。」といわれた右肺の影をこの病院では「 ほぼ癌だ 。」

乳がん用にイロイロな検査をしているうちになんとなく見つかってきた「肺がん」
この時点で乳がん用にスケジュールを組んでいるので、とりあえず乳がんを切ってから肺がん
の順番で手術をすることが、あれよあれよという間に決まっていきました。

当の本人にいたっては、手術をすると好きな卓球ができなくなると卓球人生の総決算とばかり
まるで実業団張りに練習に励み、大会で好成績を残し思い残すことなく手術に挑んだわけです。

4月の末にトモコの左の胸にメスが入れられ、リンパ節まで切除とはなりましたが無事に手術は終了し、
化け物のような回復で翌日には普通食を食べ、上手な先生のおかげできれいなおっぱいのまま、尚且つ少し大きめの形で
一度目の手術は終わることができたのでした。

                        肺ガン編に続く…





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最終更新日  2010/09/09 04:30:42 PM
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