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カテゴリ: 今日のつぶやき
NHKの7時のニュースをつけたまま夕食の支度をしていたら、突然「人生のメリーゴーラウンド」(『ハウルの動く城』のテーマ曲)の曲が流れてきて、(え?)と思いました。


映画を見た人の数が増えたのは、つまりはシネコンの数が増え、シネコンでかかるような大資本のロードショー映画でヒット作が多かったから…という図式は明らかです。
私の故郷である横浜では、去年老舗の映画館の閉鎖という寂しいニュースが相次ぎました。また、現実に私自身も、ミニシアターなど全くない地方に住んで、映画館=ショッピングセンターのシネコン、という状況に置かれています。そうすると、「映画が見たい」と思ったときに、見に行ける映画の選択肢は本当に限られてしまいます。
最近は、心から見たい!と思う作品は地元での上映がなく、「○○でも見ようか」と言ってシネコンに出かけて見る映画の方が多くなったように感じます。

今年に入って、一番腹立たしかったのが、「カンフーハッスル!」の公開方法について。実は夫も私も、チャウ・シンチーの徹底的にくだらないカンフーギャグ映画が結構好きで(子どもの頃、『Mr.Boo!』シリーズの洗礼を受けた影響では?と自己分析しているのですが)、『少林サッカー』はDVDまで購入してしまったほどなのですが、地元のシネコンに勇んで出かけようとしたら…

字幕版の公開がない!

この映画、全国的に見ても、吹き替え版しか上映しない映画館がかなり多いのですね。あ然としました。
あの、途方もなくばかばかしいシチュエーションがこれでもか、これでもかと続くチャウ・シンチーの映画は、中国語で見るからこそ最高の雰囲気で楽しめると思うのですが…


こういう発想も、シネコンの「サービス感覚」の延長戦上にあるものなのでしょうか?
買い物ついでに家族で楽しめる娯楽、もちろんそれもとっても大事なことだけれど、一方で「大人の楽しみ」としての映画を取り巻く環境も、大切に守ってほしいな…と思ってしまうのでした。





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最終更新日  2005.01.31 23:22:08
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