ふたり暮らしの手帖

ふたり暮らしの手帖

PR

プロフィール

サリィ斉藤

サリィ斉藤

バックナンバー

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2005.02.03
XML
カテゴリ: 今日のつぶやき
いまや、「節分には恵方巻」って全国的に展開されている風習なのでしょうか?
『節分のまるかぶり寿司』ということで、恵方を向いて願い事をしながら、包丁をいれない巻き寿司をいただく…。
私がこの風習(たしか、岡山の方がオリジナルではなかったでしょうか?)を知ったのはずいぶん昔のことですが、実際に近所のスーパーやコンビニで、節分の日に巻き寿司の予約を受け付けるようになったのはここ5、6年の話のような気がしています。
バレンタインのチョコレートのように、これも海苔業界かお寿司屋さんたちのマーケティング戦略なのでしょうか??

私も縁起をかつぐのは好きな方なので、「こ、この太巻きを切らないで食べるの??」と目を白黒していた夫に、「いいから、ちゃんとお願いごとして食べてね」と偉そうに説明し(そのくせ、方向音痴なので恵方の方角は夫に聞く)、今では毎年、節分の日の夕食は恵方巻です。

今の土地に移ってきてから、「節分いわし」というものの存在を知りました。
恵方巻と同じくらい、スーパーで大々的にコーナーを作っていわしの丸干しが売られており、なぜかひいらぎの葉が添えてあります。
イワシを焼くときの強いにおいは「鬼除け」に通じ、柊の葉も同様に「鬼の目を突く」という意味合いを持っていて、柊の枝にイワシの頭を刺して、節分のときに家の鬼門に置くと鬼を祓える、ということらしいです。

今の家で迎えた初めての節分、この「鬼門」という言葉に、敏感に反応してしまった私。

ほぼ、わが家と同じだったのです。

玄関が東北、一日のうち一番長い時間を過ごすリビングの窓が南西…日当たりは良好なのですが、この二つは「表鬼門」に「裏鬼門」。まさに「鬼の通り道」に住んでいるということに…

とはいえ、現実問題として引越しをするわけにもいきません。あまり気にしすぎたらかえって災いを呼び込みそうな気もするし。
でも、やっぱりいい気分はしないなぁ…と思いあぐねていたところへ、願っても無い鬼祓いの方法を教えていただいた、というわけです。

今年の節分セット

という訳で、「鬼は外!」の豆まき、恵方を向いていただく巻き寿司、そして玄関にはイワシの頭…と、1年分の鬼退治を集中して行う、我が家の節分でありました。

今年は、酉年生まれの私たち夫婦は年男・年女。まく豆もパワーアップかな?と思っています。
それにしても、恵方巻って「食べ終わるまでしゃべってはいけない」というのがとっても苦しい。黙々と丸ごとの巻き寿司を食べている自分たちの姿が、あまりにシュールでおかしくて…いつも、吹き出したいのをこらえて、必死で願い事を頭の中でリピートしています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.02.03 20:48:45
コメント(0) | コメントを書く
[今日のつぶやき] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: