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カテゴリ: 映画の話
「クドカン」こと、宮藤官九郎さんの手がけた映画は、「GO」も「ピンポン」も大好きな作品(「69」はすごく楽しみだったのですが見逃しました)。

ただ、TVドラマに関しては元々全然興味がなかった上、「木更津キャッツアイ」は初回で「私には合わない」と投げ出してしまいました。
ところが、一昨年の「マンハッタンラブストーリー」に、なぜか夫婦共々ハマリにはまってしまい(夫は主演のキョンキョンが目当てだった)、おかげであれだけ話題になった「白い巨塔」は一回も見ずじまい。

それ以来のファンで、今、放映中のドラマ「タイガー&ドラゴン」は、タイトルの引用元にもなっている主題歌が大好きなクレイジーケンバンドということもあり、先に放映された2時間ドラマはしっかりチェック。
落語を下敷きに、よくぞこれだけの爆笑ドラマにまとめた!と、拍手したい気持ちで見終えました。

さて、そのクドカンが初監督に挑戦するにあたって、あの「真夜中の弥次さん喜多さん」を撮ると知ったときには、「なんて、勇気ある挑戦」と驚いてしまいました。

いいかげんなものを、いいかげんだなぁと笑い飛ばしながら見てほしい…と、監督本人は本音かどうかわからないコメントをしていますが、あれだけの内容の原作から、よくこれだけのものを作り上げたという、その一言に尽きます。
これまでの宮藤脚本の作品に出てきた俳優たちが、次々に出演してきて、その一人ひとりがおかしいやら怖いやら…

【劇場中がお腹抱えて笑ってました。ヒゲのおいらんby松尾スズキ】
真夜中の弥次さん喜多さんでおなじみヒゲのおいらん

「真夜中の弥次さん喜多さん」 シリーズ、なかでも 「弥次喜多in deep」 をのぞいてほしいです。
「クドカン、あっぱれ!よくやった」と、きっと手を叩きたくなることかと…

さて、主演の一人、長瀬智也さんの演技は、実は「タイガー&ドラゴン」とセリフ回しがほとんど同じなのですが(笑)落語を題材にした物語といえば、今から半世紀近く前に作られた大・大・大傑作が、明日BSで放映されるそうです。
幕末太陽傳【DVN-45】 =>20%OFF!《発売日:02/11/22》 幕末太陽傳

日本が、世の中の一大転換期を迎えた幕末。
倒幕の志士たちが活躍するのを横目に、知恵ひとつで逞しく世の中を渡っていく一人の男を描いた物語。
「居残り左平次」という落語が、ストーリーの下敷きになっています。
今見てもそのセンスは全然古くないし、本当に本当に面白い!
さんざん笑って見てきた最後、幕切れで胸にずっしりと残る、切ない後味もたまらなくいいのです。
石原裕次郎も小林旭も出演しているのですが、私は見る度に、主演のフランキー堺のカッコよさに惚れぼれとしてしまうのでした。

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最終更新日  2005.04.24 17:54:58
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